ベイリーフ（2002年生、母ジャスミンリーフ）

ベイリーフ（2002年4月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「月桂樹の葉。母名より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のサンデーサイレンス（当時16歳）と交配したジャスミンリーフが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、中央平地19戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2004年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

サンデーサラブレッドクラブにて総額4,000万円（100万×40口）で一口馬主が募集された。

戸田博文厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2004年）

7月31日、デビュー戦は四位洋文騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた2戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一寸刻みに前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のオルロフをクビ差振り切って初白星を挙げた。

3歳（2005年）

6月12日、約10か月の休養明けで迎えた3戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての13番人気で大外18番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が衰えて18着に終わった。

11月12日、約5か月の休養明けで迎えた4戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。最後は力尽きて8着に敗れた。

12月24日、中5週で迎えた5戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では速い脚を使えず16着に敗れた。

4歳（2006年）

3月5日、中9週で迎えた6戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚色が衰えて12着に敗れた。

4月15日、中5週で迎えた7戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり8着に終わった。

4月22日、連闘で迎えた8戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。17頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず7着に敗れた。

5月27日、中4週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（東京芝1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（1戦1勝）。18頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を握り、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず8着に敗れた。

7月23日、中7週で迎えた10戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の寺泊特別（新潟芝1400m 曇/良）に出走。18頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚勢がやや衰え、6着に終わった。

8月20日、中3週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は中舘英二騎手（1戦0勝）。18頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったアナナスにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

11月5日、約2か月半の間隔を開けて迎えた12戦目は、3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（2戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。先手を奪い、息の入らないペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで止まることなく走り抜いたが、メジロシリングに交わされて1馬身3/4差の2着に敗北した。

5歳（2007年）

1月21日、約2か月半の間隔を開けて迎えた13戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で中舘英二騎手（3戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、ゼットフラッシュに交わされて3馬身半差の2着に敗北した。

2月4日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下の鳥栖特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中舘英二騎手（4戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

6歳（2008年）

3月29日、約14か月の休み明けで迎えた15戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

5月10日、中5週で迎えた16戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の飛竜特別（新潟芝1000m 曇/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。15着に敗れた。

6月21日、中5週で迎えた17戦目は、3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪う形となり、速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、5着に終わった。

7月13日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら先頭で通過。最後は脚を失くしてしまい12着に敗れた。

8月23日、中5週で迎えた19戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（3戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。16着に敗れた。