メイクカツオー（1998年生、母トウトマイハート）

メイクカツオー（1998年3月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサマーサスピション（当時6歳）と交配したトウトマイハートが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は対馬正。戦績は、地方18戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2002年のこぐま座特別(一般C2五六)。

経歴

デビュー前

辻野豊厩舎（小林）へ入厩。

2歳（2000年）

12月27日、デビュー戦は宮浦正行騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は497kg。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に敗れた。

3歳（2001年）

8月11日、約7か月半の休み明けで迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮浦正行騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、モエデオーカンに3/4馬身交わされて2着となった。

8月28日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で宮浦正行騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月8日、中5週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1400m 雨/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で宮浦正行騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

11月1日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で宮浦正行騎手（4戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

12月28日、中7週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1490m 内回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で宮浦正行騎手（5戦0勝）。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、非常に緩いペースで一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

4歳（2002年）

1月10日、中1週で迎えた7戦目は、4歳（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で宮浦正行騎手（6戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

1月25日、中1週で迎えた8戦目は、4歳（大井ダート1590m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で宮浦正行騎手（7戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、パラダイスアミーゴに3/4馬身交わされて2着となった。

2月13日、中2週で迎えた9戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が続かず、5着に終わった。

3月12日、中3週で迎えた10戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のアンリバレットに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4月10日、中3週で迎えた11戦目は、一般C2五六（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で猛進したが、伸びてきたワンダーアンカー決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

4月24日、中1週で迎えた12戦目は、こぐま座特別（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のマルカインチーフを半馬身振り切って2勝目を獲得した。

5月10日、中1週で迎えた13戦目は、一般C1八（大井ダート1490m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（3戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が上がってしまい12着に敗れた。

5月28日、中2週で迎えた14戦目は、一般C1八九（大井ダート1590m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で今野忠成騎手（4戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のライデンニセイをクビ差振り切って3勝目を手にした。

7月5日、中4週で迎えた15戦目は、一般C1四五（大井ダート1490m 内回り曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で今野忠成騎手（5戦3勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、伸びてきたブルーベッカ決め手に屈してハナ差の2着となった。

7月22日、中1週で迎えた16戦目は、やぎ座特別（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で今野忠成騎手（6戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に敗れた。

8月8日、中1週で迎えた17戦目は、つる座特別（大井ダート1690m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で今野忠成騎手（7戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて11着に敗れた。

9月16日、中5週で迎えた18戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（大井ダート1190m 雨/重）に出走。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。競走中止となった。