ケイマッチ（1988年生、母レデイケイ）

Kei Match

1988.05.07

ケイマッチ（1988年5月7日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のマッチレススピード（当時7歳）と交配したレデイケイが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）下河辺牧場。戦績は、中央平地10戦2勝、中央障害4戦1勝。主な勝ち鞍は1991年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

浅見国一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1990年）

12月8日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は420kg。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るオースミギャンブルを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って初白星を挙げた。

3歳（1991年）

1月7日、中3週で迎えた2戦目は、4歳500万下の七草賞（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

1月26日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定4歳500万下の寒桜賞（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

5月12日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg戻して迎えた4戦目は、田島良保騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳500万下（京都芝1600m 小雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

6月1日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳500万下（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田島良保騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく4着に終わった。

6月22日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳500万下（中京ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田島良保騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月14日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で田島良保騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い脚を使えず11着に敗れた。

10月27日、約3か月半の休養明けで迎えた8戦目は、須崎昇騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の久慈川特別（福島芝1200m 雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下の須賀川特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で須崎昇騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

11月24日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のニホンピロフラワーをクビ差振り切って優勝

4歳（1992年）

2月9日、約2か月半の間隔を開けて迎えた11戦目は、酒井浩騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月29日、中2週で迎えた12戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で酒井浩騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月21日、中2週で迎えた13戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で酒井浩騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月4日、中1週で迎えた14戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 小雨）に出走。鞍上は4戦連続で酒井浩騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のロングツバサに6馬身の差をつけて3勝目を手にした。