ダンクエース（2019年生、母ジェシカピンク）

ダンクエース（2019年5月13日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ゴルフのノーバウンドホールインワン」。毛色は鹿毛。種牡馬のドレフォン（当時6歳）と交配したジェシカピンクが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は合同会社小泉学。主な勝ち鞍は2023年のSAGAリベンジャーズ×夜のウーマんチャンス(C2 23)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、小泉学から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、小泉学から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、吉澤ステーブルによって726万円で落札された。

橋口慎介厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

12月18日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（阪神芝1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は438kg。18頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は失速してしまい16着に敗れた。

3歳（2022年）

3月13日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では全く伸びず13着に敗れた。

5月22日、中9週で迎えた3戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚勢が衰えて13着に終わった。

12月18日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から29kg増やして迎えた4戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1300m 雪/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

4歳（2023年）

1月4日、中1週で迎えた5戦目は、SAGAリベンジャーズ×夜のウーマんチャンス（佐賀ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のルナチェールアルコに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

1月22日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上C2 13（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上C2 13（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中純騎手（3戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ハンサムハーリーにクビ差交わされて2着に甘んじた。

2月19日、中1週で迎えた8戦目は、さがけいば無料ネット新聞うまかつ.net賞（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で田中純騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、バシールに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

3月10日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で田中純騎手（5戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のディザネイションを半馬身振り切って断然人気に応えた。

4月8日、中3週で迎えた10戦目は、飛田愛斗騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-10（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

4月24日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上C2-10（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は田中純騎手（6戦2勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は力尽きて9着に敗れた。

5月8日、中1週で迎えた12戦目は、さがけいば無料ネット新聞うまかつ.net賞（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（7戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一気に末脚を伸ばして、最後は2着のサイモンシナモンをクビ差振り切って制した。

5月27日、中2週で迎えた13戦目は、ケンタウルス座特選（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（8戦3勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた14戦目は、中山蓮王騎手を鞍上に迎えて、こぐま座特選（佐賀ダート1300m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚を失くしてしまい6着に敗れた。

6月25日、中1週で迎えた15戦目は、しし座特選（佐賀ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は田中純騎手（9戦3勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に沈んだ。

7月22日、中3週で迎えた16戦目は、こと座特選（佐賀ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（10戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、勝ったララガブリエルに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

8月20日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた17戦目は、ボートレースびわこカップビーナスちゃん賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（11戦3勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に敗れた。

10月15日、中7週で迎えた18戦目は、3歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中純騎手（12戦3勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が衰えて10着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた19戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた20戦目は、古伊万里酒造「古伊万里」賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中純騎手（13戦3勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい9着に敗れた。

11月25日、中1週で迎えた21戦目は、青海大樹騎手を鞍上に迎えて、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい9着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた22戦目は、C2-7組（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は田中純騎手（14戦3勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上C2-6（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（15戦3勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

5歳（2024年）

1月13日、中2週で迎えた24戦目は、一般C2-7（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（16戦3勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい11着に終わった。

1月28日、中1週で迎えた25戦目は、さがけいば無料ネット新聞うまかつ.net賞（佐賀ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で田中純騎手（17戦3勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた26戦目は、TCC Japan賞（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は青海大樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が衰えて10着に終わった。

2月25日、中1週で迎えた27戦目は、金山昇馬騎手を鞍上に迎えて、一般C2-9（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

3月10日、中1週で迎えた28戦目は、ベスト競馬ダービースタリオン賞（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は青海大樹騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

4月21日、中5週で迎えた29戦目は、一般C2-9（佐賀ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で青海大樹騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

4月28日、連闘で迎えた30戦目は、垂水愛莉賞（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で青海大樹騎手（4戦0勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

5月13日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた31戦目は、一般C2-9（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で青海大樹騎手（5戦0勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2-8（佐賀ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で青海大樹騎手（6戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた33戦目は、一般C2-8（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で青海大樹騎手（7戦0勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた34戦目は、一般C2-8（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で青海大樹騎手（8戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた35戦目は、一般C2-7（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で青海大樹騎手（9戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた36戦目は、一般C2-7（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で青海大樹騎手（10戦0勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。