ハンサムハーリー（2018年生、母ピースオブラヴ）

ハンサムハーリー（2018年2月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「かっこ良い+人名より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のダイワメジャー（当時17歳）と交配したピースオブラヴが17歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道日高郡新ひだか町、生産者はチャンピオンズファーム。主な勝ち鞍は2021年の一般C2九。

経歴

デビュー前

平田修厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2020年）

9月27日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた2戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1800m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

10月31日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松若風馬騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に終わった。

3歳（2021年）

4月18日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で松若風馬騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

5月1日、中1週で迎えた5戦目は、藤懸貴志騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

5月23日、中2週で迎えた6戦目は、松本大輝騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

7月25日、中8週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は藤懸貴志騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に終わった。

8月21日、中3週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で藤懸貴志騎手（2戦0勝）。18頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず10着に終わった。

9月26日、中4週で迎えた9戦目は、鈴木祐騎手を鞍上に迎えて、一般C2九（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のネオルーナをアタマ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

10月11日、中1週で迎えた10戦目は、楽天銀行賞（盛岡ダート1200m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木祐騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

10月26日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木祐騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、チェリーベルツに交わされて3馬身差の2着となった。

11月2日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木祐騎手（3戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

11月16日、中1週で迎えた13戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（盛岡ダート1400m 晴/不良）に出走。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったネオアビーに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

11月30日、中1週で迎えた14戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に敗れた。

12月13日、中1週で迎えた15戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（水沢ダート1300m 雪/不良）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に終わった。

4歳（2022年）

7月10日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた16戦目は、一般C2九（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は鈴木祐騎手（4戦1勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み3着に沈んだ。

7月24日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2八（盛岡ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木祐騎手（5戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず4着に敗れた。

7月31日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2八（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木祐騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったトキノノゾミに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

8月14日、中1週で迎えた19戦目は、いわて北緯40度岩手町賞（盛岡ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木祐騎手（7戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、ダイヤモンドブルーにクビ差交わされて2着に甘んじた。

8月28日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2六（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は村上忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では息長く末脚を伸ばして、最後は2着のバイオレットモーヴに1馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

9月5日、連闘で迎えた21戦目は、バルーンフラワー賞（盛岡ダート1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（2戦1勝）。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

10月23日、中6週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた22戦目は、加茂飛翔騎手を鞍上に迎えて、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったラストアプローズをクビ差捉え切れず2着に惜敗した。

11月5日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上C2 16（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加茂飛翔騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月26日、中2週で迎えた24戦目は、3歳以上C2 15（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加茂飛翔騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

12月17日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた25戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 13（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

5歳（2023年）

1月4日、中2週で迎えた26戦目は、C2-16組（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では天性の闘志でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

1月22日、中2週で迎えた27戦目は、4歳以上C2 13（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は加茂飛翔騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

2月5日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C2 13（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加茂飛翔騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るダンクエースをクビ差だけ差し切って3勝目を奪取した。

2月26日、中2週で迎えた29戦目は、4歳以上C2-6（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で加茂飛翔騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

3月11日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で加茂飛翔騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

3月25日、中1週で迎えた31戦目は、出水拓人騎手を鞍上に迎えて、うまかつジョッキーズカップFINALC2-4組（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に敗れた。

4月2日、連闘で迎えた32戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4月23日、中2週で迎えた33戦目は、4歳以上C2 13（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は加茂飛翔騎手（7戦1勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

5月8日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上C2 11（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で加茂飛翔騎手（8戦1勝）。9頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に敗れた。

6月5日、中3週で迎えた35戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、さがけいば無料ネット新聞うまかつ.net賞（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

6月18日、中1週で迎えた36戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-9（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた37戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた38戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に終わった。

8月16日、中3週で迎えた39戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-9（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた40戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったアピーリングライフに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

9月18日、中1週で迎えた41戦目は、4歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

10月8日、中2週で迎えた42戦目は、ほとめきナイター賞（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦したが、4着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた43戦目は、うまてなしDX賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

11月12日、中2週で迎えた44戦目は、3歳以上C2 12（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（4戦0勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。