ホウマンセブンオウ（1986年生、母モアースポート）

ホウマンセブンオウ（1986年6月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のマグニテユード（当時11歳）と交配したモアースポートが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は稲原肇。戦績は、中央平地14戦1勝2着2回、地方5戦3勝。主な勝ち鞍は1989年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

松元省一厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1989年）

7月23日、デビュー戦は安田隆行騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。

8月5日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田隆行騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るヤマニンパワーをアタマ差だけ差し切って未勝利勝ちを決めた。

9月9日、中4週で迎えた3戦目は、4歳以上400万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安田隆行騎手（2戦1勝）。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり13着に終わった。

4歳（1990年）

3月24日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で安田隆行騎手（3戦1勝）。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。端に立ち、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい11着に敗れた。

4月21日、中3週で迎えた5戦目は、5歳以上500万下（京都芝1400m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は5戦連続で安田隆行騎手（4戦1勝）。18頭立ての13番人気で大外18番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、カルストンシーザーに交わされて3馬身差の2着となった。

5月20日、中3週で迎えた6戦目は、5歳以上500万下（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で安田隆行騎手（5戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって13着に敗れた。

6月3日、中1週で迎えた7戦目は、5歳以上500万下（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で安田隆行騎手（6戦1勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい13着に敗れた。

7月1日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた8戦目は、5歳以上500万下（中京芝1200m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で安田隆行騎手（7戦1勝）。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

10月28日、約4か月の休み明けで迎えた9戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

11月10日、中1週で迎えた10戦目は、西園正都騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の摺上特別（福島ダート1000m 晴/重）に出走。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

11月18日、連闘で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で西園正都騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったジャンボユニオンに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

12月1日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は安田隆行騎手（8戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田隆行騎手（9戦1勝）。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

5歳（1991年）

7月14日、約7か月の休み明けで迎えた14戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で安田隆行騎手（10戦1勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

12月24日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた15戦目は、村上頼章騎手を鞍上に迎えて、一般C2四 C3一（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のローリエパヒユームに1馬身半の差をつけて久しぶりの実戦を制した。

6歳（1992年）

1月10日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3一（大井ダート1500m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村上頼章騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のグレートワジマに2馬身の差をつけて優勝

2月5日、中3週で迎えた17戦目は、一般C2七八（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で村上頼章騎手（2戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月28日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村上頼章騎手（3戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のヒシグラスに2馬身の差をつけて4勝目をつかんだ。

3月21日、中2週で迎えた19戦目は、一般C1七八（大井ダート1500m 内回り雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で村上頼章騎手（4戦3勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。12着に敗れた。