アポロマックセル（1992年生、母アルブライト）

アポロマックセル（1992年5月4日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は黒鹿毛。種牡馬のトスター（当時19歳）と交配したアルブライトが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は佐々木一与。戦績は、中央平地10戦1勝2着2回、地方42戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1995年のアラ系4歳未勝利。

経歴

デビュー前

橋田満厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1994年）

6月25日、デビュー戦は上村洋行騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は410kg。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず14着に終わった。

8月14日、中6週で迎えた2戦目は、アラ系3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で上村洋行騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた3戦目は、西園正都騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（小倉芝1000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

3歳（1995年）

1月28日、約5か月の休み明けで迎えた4戦目は、須貝尚介騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪い、若干緩いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

2月5日、連闘で迎えた5戦目は、アラ系4歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で須貝尚介騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、抜け出したブンブクマサルにクビ差届かず2着となった。

2月18日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で須貝尚介騎手（2戦0勝）。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったトスターヒメに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。

3月4日、中1週で迎えた7戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系4歳未勝利（中京ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は須貝尚介騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、ゆったりとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のポットドマーニに1馬身1/4の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4月23日、中4週で迎えた9戦目は、川合達彦騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上400万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。

5月6日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系4歳以上400万下（福島ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で川合達彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。

8月6日、約3か月の休み明けで迎えた11戦目は、宮本彰騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B1（益田ダート1350m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に敗れた。

8月14日、連闘で迎えた12戦目は、アラ系一般B1（益田ダート1350m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮本彰騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月9日、中3週で迎えた13戦目は、アラ系一般B1（益田ダート1350m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮本彰騎手（2戦0勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月8日、中3週で迎えた14戦目は、位上良彦騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B1（益田ダート1350m 曇/良）に出走。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月14日、連闘で迎えた15戦目は、世良澄衛騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B2（益田ダート1350m 晴/良）に出走。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月22日、連闘で迎えた16戦目は、アラ系一般B2（益田ダート1350m 晴/良）に出走。鞍上は位上良彦騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月5日、中1週で迎えた17戦目は、益田ジョッキーカップ（益田ダート1350m 晴/良）に出走。鞍上は世良澄衛騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のカミヒコウキに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

11月19日、中1週で迎えた18戦目は、白砂特別（益田ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は宮本彰騎手（3戦0勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月26日、連闘で迎えた19戦目は、城内普一騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B2（益田ダート1350m 曇/良）に出走。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた20戦目は、對馬宏昭騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B2（益田ダート1350m 晴/稍重）に出走。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のチャンピオンアローをアタマ差制して先頭ゴールを果たした。

12月17日、連闘で迎えた21戦目は、アラ系一般B1（益田ダート1350m 曇/良）に出走。鞍上は宮本彰騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月23日、連闘で迎えた22戦目は、アラ系一般B1（益田ダート1350m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮本彰騎手（5戦0勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

4歳（1996年）

1月2日、中0週で迎えた23戦目は、アラ系一般B1（益田ダート1350m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宮本彰騎手（6戦0勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

1月9日、連闘で迎えた24戦目は、アラ系一般B1（益田ダート1350m 曇/重）に出走。鞍上は世良澄衛騎手（2戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月14日、連闘で迎えた25戦目は、アラ系一般B2（益田ダート1350m 曇/稍重）に出走。鞍上は宮本彰騎手（7戦0勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月17日、中8週で迎えた26戦目は、日高孝哲騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B2（益田ダート1350m 曇/不良）に出走。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月31日、中1週で迎えた27戦目は、アラ系一般B2（益田ダート1350m 曇/良）に出走。鞍上は宮本彰騎手（8戦0勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月13日、中1週で迎えた28戦目は、アラ系一般B2（益田ダート1350m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮本彰騎手（9戦0勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月20日、連闘で迎えた29戦目は、アラ系一般B2（益田ダート1350m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮本彰騎手（10戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月27日、連闘で迎えた30戦目は、アラ系一般B2（益田ダート1350m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮本彰騎手（11戦0勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月5日、連闘で迎えた31戦目は、アラ系一般B2（益田ダート1350m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮本彰騎手（12戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた32戦目は、白津万里騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B1（益田ダート1350m 晴/良）に出走。6頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月26日、連闘で迎えた33戦目は、小林敏昭騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B1（益田ダート1350m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月1日、連闘で迎えた34戦目は、アラ系一般B1（益田ダート1350m 晴/良）に出走。鞍上は宮本彰騎手（13戦0勝）。6頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた35戦目は、アラ系一般B2（益田ダート1350m 晴/良）に出走。鞍上は小林敏昭騎手（1戦0勝）。6頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月23日、連闘で迎えた36戦目は、アラ系一般B1（益田ダート1350m 曇/良）に出走。鞍上は宮本彰騎手（14戦0勝）。5頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた37戦目は、アラ系一般B1（益田ダート1350m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮本彰騎手（15戦0勝）。6頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた38戦目は、アラ系一般B1（益田ダート1350m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で宮本彰騎手（16戦0勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月8日、中6週で迎えた39戦目は、アラ系一般B1（益田ダート1350m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮本彰騎手（17戦0勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた40戦目は、アラ系一般B3（益田ダート1350m 晴/良）に出走。鞍上は日高孝哲騎手（1戦0勝）。6頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた41戦目は、アラ系一般B2（益田ダート1350m 晴/良）に出走。鞍上は宮本彰騎手（18戦0勝）。6頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月12日、連闘で迎えた42戦目は、アラ系一般B1（益田ダート1350m 雨/良）に出走。鞍上は小林敏昭騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた43戦目は、アラ系一般B2（益田ダート1350m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小林敏昭騎手（3戦0勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月4日、連闘で迎えた44戦目は、アラ系一般B3（益田ダート1350m 晴/重）に出走。鞍上は日高孝哲騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた45戦目は、アラ系一般B2（益田ダート1350m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で日高孝哲騎手（3戦0勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月24日、連闘で迎えた46戦目は、アラ系一般B2（益田ダート1350m 晴/良）に出走。鞍上は宮本彰騎手（19戦0勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月1日、連闘で迎えた47戦目は、米川昇騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B2（益田ダート1350m 雪/重）に出走。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた48戦目は、アラ系一般B2（益田ダート1350m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で米川昇騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月23日、連闘で迎えた49戦目は、アラ系一般B2（益田ダート1350m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で米川昇騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

5歳（1997年）

1月3日、中1週で迎えた50戦目は、広森久雄騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B4（益田ダート1350m 曇/良）に出走。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったコマチヒメから2馬身半差の2着となった。

1月11日、連闘で迎えた51戦目は、アラ系一般B2（益田ダート1350m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で広森久雄騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

1月19日、連闘で迎えた52戦目は、アラ系一般B2（益田ダート1350m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で広森久雄騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。