コージェント（2013年生、母ラフォルトゥナ）

コージェント（2013年4月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「説得力のある」。毛色は鹿毛。種牡馬のファスリエフ（当時16歳）と交配したラフォルトゥナが15歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）笠松牧場。戦績は、中央平地14戦2勝2着1回、中央障害5戦1勝。主な勝ち鞍は2016年の3歳500万下。

経歴

デビュー前

羽月友彦厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2015年）

6月27日、デビュー戦はC.ルメール騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は502kg。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったオフクヒメに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

7月11日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中京芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続でC.ルメール騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

7月26日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続でC.ルメール騎手（2戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、5着に終わった。

10月12日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から20kg増やして迎えた4戦目は、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続でC.ルメール騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

10月31日、中2週で迎えた5戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて、最後は2着のタマモシルクハットを半馬身振り切って未勝利戦を制した。

12月12日、中5週で迎えた6戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

3歳（2016年）

1月9日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた7戦目は、3歳500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓の敢闘精神で渋太く粘り続けて、最後は2着のワンパーセントに3馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

1月30日、中2週で迎えた8戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのクロッカスステークス（東京芝1400m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい10着に終わった。

3月13日、中5週で迎えた9戦目は、3歳オープンの昇竜ステークス（中京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は丸山元気騎手（1戦1勝）。15頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が悪くなり14着に終わった。

6月12日、約3か月の休養明けで迎えた10戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の箕面特別（阪神ダート1200m 小雨/良）に出走。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はタレてしまい16着に終わった。

8月20日、中9週で迎えた11戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の苗場特別（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では最後まで息が続かず14着に終わった。

10月30日、中9週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

12月4日、中4週で迎えた13戦目は、3歳以上1000万下（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（2戦1勝）。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は力尽きて14着に敗れた。

4歳（2017年）

1月14日、中5週で迎えた14戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の大須特別（中京ダート1200m 小雪/稍重）に出走。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

3月12日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

4月8日、中3週で迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で浜野谷憲尚騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のルーに5馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

5月13日、中4週で迎えた17戦目は、障害4歳以上オープン（新潟障害芝3290m 外→内雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で浜野谷憲尚騎手（2戦1勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。14着に敗れた。

7月8日、中7週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた18戦目は、障害3歳以上オープン（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で浜野谷憲尚騎手（3戦1勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。10着に敗れた。

7月22日、中1週で迎えた19戦目は、障害3歳以上オープン（福島障害芝3380m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で浜野谷憲尚騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。