エイティジャガー（2003年生、母ハドリセンプー）

エイティジャガー（2003年2月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ジャガー」。毛色は鹿毛。種牡馬のエイシンサンディ（当時10歳）と交配したハドリセンプーが16歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）中本牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方6戦5勝。2005年の北海道2歳優駿(G3)に勝利した他、2005年のネオユニヴァース賞を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

恵多谷豊厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2005年）

6月14日、デビュー戦は佐々木国明騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は508kg。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のオリオンシリウスに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月20日、中4週で迎えた2戦目は、小野望騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのアグネスデジタル賞（旭川ダート1500m 曇/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のモエレフェンリルに半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

8月2日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（旭川ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は佐々木国明騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のサンキューウィンに1馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

8月20日、中2週で迎えた4戦目は、2歳500万下（札幌芝1200m 雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（2戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

8月30日、中0週で迎えた5戦目は、2歳オープンのネオユニヴァース賞（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木国明騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のフレンチウォリアーに5馬身の差をつけて優勝

10月2日、中4週で迎えた6戦目は、2歳オープンのすずらん賞（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木国明騎手（4戦3勝）。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバタバタになってしまい10着に終わった。

10月27日、中3週で迎えた7戦目は、2歳G3の北海道2歳優駿（門別ダート1800m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で佐々木国明騎手（5戦3勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、エイシンセイテンに交わされて1馬身1/4差の1着重賞初挑戦初制覇を果たした。

12月21日、中7週で迎えた8戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、2歳G1の全日本2歳優駿（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。