リーゾラビアンコ（2006年生、母ワカクモライン）

リーゾラビアンコ（2006年6月2日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「白い島（伊）。本馬の右側のお腹に浮かぶ幸運の白い模様より」。毛色は鹿毛。種牡馬のワイルドラッシュ（当時12歳）と交配したワカクモラインが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）キヨタケ牧場。戦績は、中央平地7戦0勝2着1回、地方4戦0勝。

経歴

デビュー前

ユニオンオーナーズクラブにて総額1,155万円（5.78万×200口）で一口馬主が募集された。

清水利章厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2009年）

2月21日、デビュー戦は石橋脩騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（東京ダート1400m 晴/重）に出走。馬体重は450kg。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は力尽きて11着に終わった。

5月17日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線では最後まで息が続かず11着に終わった。

7月5日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では天性の闘志でゴールまで力闘したが、5着に終わった。

7月26日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた4戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

8月22日、中3週で迎えた5戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では切れ味光る末脚を発揮し、6着に入り込んだ。

9月21日、中3週で迎えた6戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、抜け出したプティプランセスを差し切れず、1馬身1/4差の2着となった。

10月31日、中5週で迎えた7戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（福島芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

12月2日、中4週で迎えた8戦目は、早田秀治騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十（大井ダート1500m 内回り晴/重）に出走。13頭立ての4番人気で大外13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に敗れた。

12月29日、中3週で迎えた9戦目は、一般C2八九（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で早田秀治騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

4歳（2010年）

1月21日、中2週で迎えた10戦目は、安藤洋一騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一十二（大井ダート1200m 曇/良）に出走。15頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

2月4日、中1週で迎えた11戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一十二（大井ダート1500m 内回り晴/不良）に出走。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。