ロッコースピリット（1997年生、母ロツコーダンサー）

ロッコースピリット（1997年5月3日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のミマツホマレ（当時19歳）と交配したロツコーダンサーが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は浦新徳司。戦績は、地方27戦11勝2着4回。主な勝ち鞍は2002年のアラ系3歳以上B3。

経歴

デビュー前

曽和直栄厩舎（園田）へ入厩。

3歳（2000年）

7月20日、デビュー戦は小牧太騎手を鞍上に据えて、アラ系4歳以上（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は455kg。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったディーディキャスコから1馬身半差の2着となった。

4歳（2001年）

1月4日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた2戦目は、小牧毅騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上C（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月18日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系4歳以上C（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったミハラプリンスから6馬身差の2着に敗北した。

1月30日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系4歳以上C（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は小牧毅騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のフアストワイスに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

2月12日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系4歳以上C（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のキタノユウガに3馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

2月28日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系4歳以上C（姫路ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のカワサキカイキョウに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

3月14日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系4歳以上C9（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のサマーローレルに1馬身3/4の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4月19日、中4週で迎えた8戦目は、アラ系4歳以上C8（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小牧太騎手（5戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンエイアタックから3/4馬身差の2着に敗北した。

5月2日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系4歳以上C8（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で小牧太騎手（6戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のステーツダイナに1馬身3/4の差をつけて制した。

5月15日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系4歳以上C5（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小牧太騎手（7戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったサウンドクイックから1馬身3/4差の2着に敗北した。

6月5日、中2週で迎えた11戦目は、アラ系3歳以上C4（園田ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で小牧太騎手（8戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のフミノリバーズに半馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月26日、中2週で迎えた12戦目は、アラ系3歳以上C1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で小牧太騎手（9戦5勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5歳（2002年）

1月10日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、アラ系4歳以上C3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で小牧太騎手（10戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。12着に敗れた。

6月25日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg絞って迎えた14戦目は、アラ系3歳以上C4（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で小牧太騎手（11戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るエリットスーパーを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて休み明けの一戦を物にした。

7月23日、中3週で迎えた15戦目は、アラ系3歳以上C4（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で小牧太騎手（12戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のリードオーカンに1馬身1/4の差をつけて勝利をモノにする

8月12日、中2週で迎えた16戦目は、アラ系3歳以上C1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で小牧太騎手（13戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のリジョウファーストを3/4馬身振り切って勝利を手に入れた。

9月3日、中2週で迎えた17戦目は、アラ系3歳以上B3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で小牧太騎手（14戦8勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のケシゴホーエイに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

9月16日、中1週で迎えた18戦目は、アラ系3歳以上B3（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で小牧太騎手（15戦9勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた19戦目は、アラ系3歳以上B3（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は小牧毅騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

10月14日、中1週で迎えた20戦目は、アラ系3歳以上B3（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧毅騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のリードオーカンに1馬身3/4の差をつけて勝利数を11に伸ばす

11月7日、中2週で迎えた21戦目は、吉川温泉よかたん特別（姫路ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧毅騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

11月20日、中1週で迎えた22戦目は、兵庫オーナーズカップ（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（16戦9勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

12月3日、中1週で迎えた23戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上B3（園田ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

12月17日、中1週で迎えた24戦目は、アラ系3歳以上B3（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は小牧太騎手（17戦9勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に敗れた。

6歳（2003年）

1月19日、中4週で迎えた25戦目は、岡崎準騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（福山ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月15日、中3週で迎えた26戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（福山ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月8日、中2週で迎えた27戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は岡崎準騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。