ツギタテギャル（1999年生、母ヤマサンギヤル）

ツギタテギャル（1999年4月26日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のウイニングチケット（当時9歳）と交配したヤマサンギヤルが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は櫛桁牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方31戦4勝2着3回。2001年のアグネスワールド特別に勝利した他、2001年のサマーチャレンジ1を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、櫛桁牧場から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

米川伸也厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2001年）

5月10日、デビュー戦は斉藤正弘騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は462kg。11頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6月26日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。最後は、2着のゲットバックに3/4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月11日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤正弘騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったセイセイコウから半馬身差の2着となった。

7月19日、連闘で迎えた4戦目は、2歳オープンのサマーチャレンジ1（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で斉藤正弘騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のラヴァリープローブをクビ差制して制した。

8月11日、中2週で迎えた5戦目は、2歳500万下（札幌芝1000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は5戦連続で斉藤正弘騎手（4戦2勝）。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。

8月23日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、2歳オープンのサマーチャレンジ6（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で斉藤正弘騎手（5戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月15日、中2週で迎えた7戦目は、2歳500万下（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で斉藤正弘騎手（6戦2勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた8戦目は、米川昇騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのシャンハイ特別（門別ダート1200m 雨/重）に出走。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた9戦目は、2歳オープンのアグネスワールド特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は斉藤正弘騎手（7戦2勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のエビスファイターに2馬身半の差をつけて優勝

10月30日、中1週で迎えた10戦目は、2歳オープンのスターオブコジーン特別（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（8戦3勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた11戦目は、2歳オープンのグラスワンダー特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤正弘騎手（9戦3勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた12戦目は、2歳オープンのアドマイヤベガ特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で斉藤正弘騎手（10戦3勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3歳（2002年）

4月11日、約4か月半の休み明けで迎えた13戦目は、3歳オープンのマーベラスサンデー賞（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で斉藤正弘騎手（11戦3勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月29日、中2週で迎えた14戦目は、3歳地方重賞の春霞賞（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で斉藤正弘騎手（12戦3勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた15戦目は、3歳地方重賞の北斗盃（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で斉藤正弘騎手（13戦3勝）。13頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月3日、約3か月半の休養明けで迎えた16戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のマドモアゼルカップ（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で斉藤正弘騎手（14戦3勝）。6頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月8日、連闘で迎えた17戦目は、3歳以上500万下（札幌芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で斉藤正弘騎手（15戦3勝）。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では決め手に欠いて14着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた18戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の花菖蒲特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったモンシェリーから4馬身差の2着となった。

10月9日、中1週で迎えた19戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、一般C1-2（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月23日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1-3（門別ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は斉藤正弘騎手（16戦3勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のイブキリアリズムに1馬身の差をつけて優勝

11月5日、中1週で迎えた21戦目は、清畠特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（17戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた22戦目は、門別短距離特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤正弘騎手（18戦4勝）。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月29日、中4週で迎えた23戦目は、尾林幸二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（園田ダート1700m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は垂れてしまい8着に終わった。

4歳（2003年）

1月9日、中1週で迎えた24戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

1月21日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上B2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は尾林幸二騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい8着に終わった。

2月11日、中2週で迎えた26戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B3（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

2月26日、中1週で迎えた27戦目は、静御前特別（姫路ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

3月11日、中1週で迎えた28戦目は、グリーンエコー笠形特別（姫路ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

3月20日、連闘で迎えた29戦目は、カシの木特別（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木村健騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

4月2日、中1週で迎えた30戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B3（園田ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が衰えて11着に終わった。

5月3日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた31戦目は、石川浩文騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に敗れた。

5月24日、中2週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた32戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川浩文騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したハコイリムスメを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

6月7日、中1週で迎えた33戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石川浩文騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

6月29日、中2週で迎えた34戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。