アスクナイスショー（2021年生、母ケンブリッジヒカリ）

アスクナイスショー（2021年3月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+素敵なショー」。毛色は青鹿毛。種牡馬のシルバーステート（当時8歳）と交配したケンブリッジヒカリが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はマリオステーブル。主な勝ち鞍は2023年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

中舘英二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

10月21日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では瞬発力に富んだ末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

12月17日、中7週で迎えた2戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして、最後は2着のベンサレムをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

3歳（2024年）

1月14日、中3週で迎えた3戦目は、3歳G3の京成杯（中山芝2000m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は大野拓弥騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。前に出て、非常に遅いペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて6着に敗れた。

3月9日、中7週で迎えた4戦目は、3歳1勝クラス（中山芝2000m 晴/重）に出走。鞍上は田辺裕信騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

4月6日、中3週で迎えた5戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスのひめさゆり賞（福島芝2000m 曇/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

7月6日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた6戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島芝2000m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪い、リードを2馬身以上確保して、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして、最後は2着のケイツークローンに1馬身半の差をつけて優勝

8月18日、中5週で迎えた7戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの阿賀野川特別（新潟芝2200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

10月19日、中8週で迎えた8戦目は、3歳以上2勝クラスの村上特別（新潟芝2000m 外回り雨/稍重）に出走。鞍上は大野拓弥騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では強靭な末脚を発揮したが、4着に終わった。