イエローロバリー（1999年生、母イエローローズオブテキサス）

イエローロバリー（1999年3月28日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のジェイドロバリー（当時12歳）と交配したイエローローズオブテキサスが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はカヤノ牧場。戦績は、中央平地20戦1勝2着5回、地方16戦0勝。主な勝ち鞍は2002年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

池添兼雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2001年）

8月18日、デビュー戦は池添謙一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は428kg。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、勝ったユウキャナリーに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

9月29日、中5週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

10月20日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で池添謙一騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。

11月4日、中1週で迎えた4戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/重）に出走。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく6着に敗れた。

11月10日、連闘で迎えた5戦目は、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では物凄い伸び脚を見せたが、勝ったアズマブライトにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

11月24日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、抜け出したテイエムハーバーを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

12月9日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で池添謙一騎手（5戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

12月22日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で池添謙一騎手（6戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で猛進したが、伸びてきたアイノブリーズ決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

3歳（2002年）

1月12日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で池添謙一騎手（7戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るロングダーリンを上がり4位タイの末脚でクビ差だけ差し切って待望の初白星を挙げた。

2月10日、中3週で迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳500万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で池添謙一騎手（8戦1勝）。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に敗れた。

3月2日、中2週で迎えた11戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のあざみ賞（中京芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に敗れた。

9月7日、約6か月半の休み明けで迎えた12戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したニンナナンナに半馬身届かず2着となった。

9月21日、中1週で迎えた13戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（札幌芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が鈍り10着に敗れた。

9月29日、連闘で迎えた14戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で上村洋行騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

11月2日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は池添謙一騎手（9戦1勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではいいところがなく11着に敗れた。

4歳（2003年）

10月12日、約11か月半の休み明けで馬体重を前走から32kg戻して迎えた16戦目は、北村浩平騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

11月3日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（10戦1勝）。15頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

11月23日、中2週で迎えた18戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。

12月14日、中2週で迎えた19戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/重）に出走。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。最後は垂れてしまい13着に敗れた。

12月28日、中1週で迎えた20戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は脚色が衰えて14着に終わった。

5歳（2004年）

4月28日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、美しが丘特別（札幌(地)ダート1700m 雨/稍重）に出走。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月12日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた22戦目は、スキャン賞（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月26日、中1週で迎えた23戦目は、藻岩山特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月8日、中1週で迎えた24戦目は、ウイングアロー賞（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6月22日、中1週で迎えた25戦目は、小嶋久輝騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の門別ファンクラブ特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月7日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた26戦目は、シリウス特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。4着を確保した。

7月20日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた27戦目は、オオカミの桃特別（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（5戦0勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた28戦目は、アグネスフライト賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は小嶋久輝騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた29戦目は、アルタイル特別（旭川ダート2100m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小嶋久輝騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月9日、中2週で迎えた30戦目は、静内町商工会青年部特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小嶋久輝騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月28日、中2週で迎えた31戦目は、ベガ特別（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（6戦0勝）。13頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。13着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた32戦目は、三石町軽種馬生産振興会特別（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は小嶋久輝騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月21日、連闘で迎えた33戦目は、ハンデ戦のジェリ賞（門別ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（7戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月9日、中2週で迎えた34戦目は、岡島玉一騎手を鞍上に迎えて、門別町建設協会特別（門別ダート2000m 晴/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。5着を確保した。

6歳（2005年）

1月20日、中9週で迎えた35戦目は、宗形竹見騎手を鞍上に迎えて、一般C1三四（大井ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた36戦目は、一般C1三四（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宗形竹見騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。