グランドセキトバ（2005年生、母ディアーミミ）

グランドセキトバ（2005年6月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋『三国志』に登場する馬」。毛色は栗毛。種牡馬のアサティス（当時20歳）と交配したディアーミミが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）グランド牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方21戦2勝2着5回。主な勝ち鞍は2009年の一般C2-12 13。

経歴

デビュー前

柴田政人厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2007年）

12月2日、デビュー戦は石橋脩騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。15頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天資の闘争心でゴールまで力戦し、5着を確保した。

12月22日、中2週で迎えた2戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では伸びを欠き12着に敗れた。

3歳（2008年）

1月26日、中4週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は石橋脩騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら10番手で通過。直線では見せ場なく14着に終わった。

3月2日、中4週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では末脚に勢いがなく16着に終わった。

5月2日、中8週で迎えた5戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳F3一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。

5月13日、中1週で迎えた6戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳F3一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた7戦目は、3歳F3二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は大山真吾騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、抜け出したサチノセレクションにハナ差届かず2着となった。

6月10日、中1週で迎えた8戦目は、3歳F3一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

6月24日、中1週で迎えた9戦目は、3歳F3二（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた10戦目は、3歳F3二（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で大山真吾騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のトップボーイに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

7月23日、中1週で迎えた11戦目は、3歳F2二（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大山真吾騎手（5戦1勝）。6頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた12戦目は、3歳F2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で大山真吾騎手（6戦1勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた13戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、3歳F2一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、最後はコパノパニックと並んで4着同着となった。

9月3日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた14戦目は、3歳F2二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は大山真吾騎手（7戦1勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったフセノハンターに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

9月18日、中1週で迎えた15戦目は、3歳F1三（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（8戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったシンボリブラントに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

9月30日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上C4二（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（9戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手が足りず8着に敗れた。

11月18日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。

12月16日、中3週で迎えた18戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、抜け出したラブトリックに3/4馬身届かず2着に敗北した。

4歳（2009年）

1月4日、中2週で迎えた19戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したベルグラスカルを差し切れず、2馬身半差の2着となった。

1月30日、中3週で迎えた20戦目は、4歳（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

2月25日、中3週で迎えた21戦目は、4歳（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎駿騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に敗れた。

3月30日、中4週で迎えた22戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、4歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

4月17日、中2週で迎えた23戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C2-12 13（川崎ダート1400m 雨/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のジゲンリュウに1馬身半の差をつけて2勝目をゲットした。

4月29日、中1週で迎えた24戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に敗れた。

5月21日、中2週で迎えた25戦目は、伊藤裕人騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十11（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に敗れた。