ノーザンレジェンド（1993年生、母ダイナギャラント）

ノーザンレジェンド（1993年6月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノーザンテースト（当時22歳）と交配したダイナギャラントが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地2戦0勝、地方28戦17勝。主な勝ち鞍は1999年の筑紫野賞(B1 B2)。

経歴

デビュー前

坪正直厩舎（栗東）へ入厩。

4歳（1997年）

7月20日、デビュー戦は山田和広騎手を鞍上に据えて、4歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は494kg。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は力尽きて8着に終わった。

8月31日、中5週で迎えた2戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では速い脚を使えず13着に終わった。

11月1日、中8週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のシゲルマジックドンに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月15日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた4戦目は、田中隆仁騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のカノヤファイターに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月29日、中1週で迎えた5戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中隆仁騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のコインドジュニアに2馬身の差をつけて優勝

12月22日、中2週で迎えた6戦目は、中島洋三騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のコウエイシャトルに5馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5歳（1998年）

1月4日、中1週で迎えた7戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中島洋三騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のグランプレジデンテに2馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

1月19日、中1週で迎えた8戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で中島洋三騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のスズノヤマカゼに5馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

2月2日、中1週で迎えた9戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のホリノスミレに1馬身半の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

2月22日、中2週で迎えた10戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は中島洋三騎手（3戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のトウジンハッカーに6馬身の差をつけて貫禄の8連勝を決めた。

3月14日、中2週で迎えた11戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中島洋三騎手（4戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月18日、中4週で迎えた12戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアキノコランディアに9馬身の差をつけて9勝目を手に入れた。

5月4日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のテンセイシェーバーに4馬身の差をつけて10勝目を達成した。

5月18日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田順治騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るサニーフレンチを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は7馬身の差をつけて優勝

6月7日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田順治騎手（3戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るダイヤアラジンを上がり0位の末脚で半馬身差し切って破竹の4連勝を決めた。

6月22日、中1週で迎えた16戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、九千部賞（佐賀ダート1750m 雨/不良）に出走。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のタニノプロモートに1馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

10月24日、約4か月の休養明けで迎えた17戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（4戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のレインボーシンガーを3/4馬身振り切って獅子奮迅の6連勝を決めた。

11月8日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（5戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田順治騎手（6戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヒヨシライジンに1馬身半の差をつけて勝利数を15に伸ばす

12月7日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田順治騎手（7戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るメルシーオペラを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利をモノにする

12月20日、中1週で迎えた21戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田順治騎手（8戦7勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

6歳（1999年）

1月10日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上A2 B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で吉田順治騎手（9戦7勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

7月3日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた23戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で吉田順治騎手（10戦7勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた24戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、筑紫野賞（佐賀ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた25戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉田順治騎手（11戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るレインボーブレイズを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月14日、中1週で迎えた26戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（12戦8勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

9月11日、中3週で迎えた27戦目は、新原健伸騎手を鞍上に迎えて、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 曇/重）に出走。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

10月9日、中3週で迎えた28戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（13戦8勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

7歳（2000年）

3月12日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から23kg増やして迎えた29戦目は、権藤学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上A2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

4月23日、中5週で馬体重を前走から21kg絞って迎えた30戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上A2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず7着に敗れた。