ダンツバチアー（2005年生、母スギノフェアリー）

ダンツバチアー（2005年5月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名」。毛色は栗毛。種牡馬のバチアー（当時8歳）と交配したスギノフェアリーが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は森政巳。戦績は、中央平地1戦0勝、地方3戦3勝。主な勝ち鞍は2008年の3歳。

経歴

デビュー前

2歳のとき、原口牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、山元哲二によって525万円で落札された。

橋本寿正厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2008年）

1月27日、デビュー戦は秋山真一郎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は472kg。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

7月21日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた2戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のタニノキセキに約13馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

8月16日、中3週で迎えた3戦目は、新原健伸騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のドリーブに1馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

9月14日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で新原健伸騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のホーリーランスに1馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。