ホーリーランス（2005年生、母オハナチャン）

ホーリーランス（2005年4月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「聖なる槍」。毛色は青鹿毛。種牡馬のデザートキング（当時11歳）と交配したオハナチャンが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）大塚牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方15戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は2008年の3歳以上C2-6。

経歴

デビュー前

松永康利厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2008年）

3月29日、デビュー戦は大庭和弥騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず11着に終わった。

4月12日、中1週で迎えた2戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた3戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では息の長い末脚を披露し、4着に入り込んだ。

5月10日、中1週で迎えた4戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 小雨/良）に出走。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に敗れた。

6月10日、中3週で迎えた5戦目は、3歳戦のナイスハルター特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は小林淳一騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。

7月19日、中5週で迎えた6戦目は、岩部純二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

8月16日、中3週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり16着に終わった。

9月14日、中3週で迎えた8戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したダンツバチアーを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

10月13日、中3週で迎えた9戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2-9（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月2日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上C2-9（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に敗れた。

11月9日、連闘で迎えた11戦目は、3歳以上C2 27（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のエアソワレを3/4馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

11月29日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のストロングハリケンに2馬身半の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

12月28日、中3週で迎えた13戦目は、カウントダウン（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に敗れた。

4歳（2009年）

1月10日、中1週で迎えた14戦目は、新原健伸騎手を鞍上に迎えて、ベストテンジョッキーズカップ（佐賀ダート1400m 雪/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に敗れた。

2月14日、中4週で迎えた15戦目は、バレンタイン（佐賀ダート1750m 晴/不良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ユメノカナタヘに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

3月8日、中2週で迎えた16戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、サンシャイン（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したテンジンウメノハナを捕まえ切れず、5馬身差の2着に敗北した。

3月14日、連闘で迎えた17戦目は、3歳以上C1-9（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（5戦2勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月4日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上C1-8（佐賀ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（6戦2勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

4月25日、中2週で迎えた19戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-8（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したワンスタディオンを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

5月16日、中2週で迎えた20戦目は、3歳以上C1-7（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

5月31日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上C1-6（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で杉村一樹騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。