ワダイマンサイ（2002年生、母イチユウクイン）

ワダイマンサイ（2002年4月4日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のウイニングチケット（当時12歳）と交配したイチユウクインが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は桜木俊雄。戦績は、地方22戦6勝2着4回。主な勝ち鞍は2005年の神楽酒造（株）協賛ひむかのくろうま賞(C1)。

経歴

デビュー前

真島元徳厩舎（佐賀）へ入厩。

3歳（2005年）

1月4日、デビュー戦は真島正徳騎手を鞍上に据えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。馬体重は510kg。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のテンザンエリシオに9馬身の差をつけて初白星を挙げた。

1月23日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のトゥザダンスに5馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

2月7日、中1週で迎えた3戦目は、3歳戦のグリーンカップ（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（2戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ウォーターバッフィにクビ差交わされて2着に甘んじた。

3月6日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で真島正徳騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

5月22日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から17kg増やして迎えた5戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で真島正徳騎手（4戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり7着に敗れた。

6月5日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で真島正徳騎手（5戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のホクトムーンに2馬身半の差をつけて3勝目をゲットした。

6月26日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で真島正徳騎手（6戦3勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

7月18日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦のブレイズカップ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で真島正徳騎手（7戦3勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

8月7日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で真島正徳騎手（8戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はタレてしまい9着に敗れた。

9月11日、中4週で迎えた10戦目は、新原健伸騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、タガノラブパワーに交わされて2馬身差の2着となった。

10月15日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（9戦3勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい6着に敗れた。

11月5日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（10戦3勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、パトラシオに半馬身交わされて2着となった。

12月4日、中3週で迎えた13戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（11戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のテツダイオーに5馬身の差をつけて4勝目を手にした。

12月23日、中2週で迎えた14戦目は、神楽酒造（株）協賛ひむかのくろうま賞（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は新原健伸騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のフロンティアガールを半馬身振り切って制した。

4歳（2006年）

1月8日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（12戦4勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

2月12日、中4週で迎えた16戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（13戦4勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

3月4日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（14戦4勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したトシザドリームを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

3月19日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で真島正徳騎手（15戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

4月23日、中4週で迎えた19戦目は、下條知之騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず7着に敗れた。

5月7日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で下條知之騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のウイニングランに1馬身の差をつけて6勝目を手に入れた。

6月3日、中3週で迎えた21戦目は、森田直哉騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

6月25日、中2週で迎えた22戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は下條知之騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に敗れた。