ツリー（2001年生、母サクラコトミ）

ツリー（2001年4月5日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「木」。毛色は芦毛。種牡馬のゴールデンフェザント（当時15歳）と交配したサクラコトミが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は樋渡光男。戦績は、中央平地2戦0勝2着1回、地方2戦1勝。2003年のダリア賞(オープン)で2着に入った他、2003年の野路菊ステークス(オープン)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、オートファームから「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

松本隆宏厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2003年）

4月9日、デビュー戦は宮崎光行騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 雪/稍重）に出走。馬体重は462kg。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のアラシノセイシュンをクビ差制して初白星を挙げた。

6月27日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、一般B15 C3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月16日、中6週で迎えた3戦目は、2歳オープンのダリア賞（新潟芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、伸びてきたダイワバンディット決め手に屈してクビ差の2着となった。

9月21日、中4週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた4戦目は、2歳オープンの野路菊ステークス（阪神芝1600m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴山雄一騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着を確保した。