ホールウォーカー（2003年生、母ラツキーイソハル）

Hall Walker

2003.05.14

ホールウォーカー（2003年5月14日）は、日本の競走馬、種牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のエイシンサンディ（当時10歳）と交配したラツキーイソハルが20歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は西村 和夫。戦績は、地方9戦4勝。主な勝ち鞍は2005年の2歳。

経歴

デビュー前

阿部秀一厩舎（浦和）へ入厩。

2歳（2005年）

10月21日、デビュー戦は石崎隆之騎手を鞍上に据えて、2歳（浦和ダート800m 曇/良）に出走。馬体重は490kg。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を取る形となり、超スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のセレスアルテミスに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月30日、中5週で迎えた2戦目は、2歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

3歳（2006年）

3月6日、約3か月の休み明けで迎えた3戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のゴールデンシーンに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

4月26日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、遅いペースで一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では豪脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のミサトプライドに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4歳（2007年）

5月28日、約13か月の休養明けで馬体重を前走から16kg戻して迎えた5戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、フラワーステージ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のタイフィエールに4馬身の差をつけて久方ぶりの実戦を物にした。

8月15日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、ほうおう座特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、平均ペースで馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は失速してしまい13着に敗れた。

8月24日、連闘で迎えた7戦目は、一般C2一（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴史騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい7着に敗れた。

10月19日、中7週で迎えた8戦目は、金木犀特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で水野貴史騎手（3戦1勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

5歳（2008年）

7月24日、約9か月半の休養明けで迎えた9戦目は、橋本直哉騎手を鞍上に迎えて、一般C3四五（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。