ミスターバトルマン（2016年生、母グレートビーム）

ミスターバトルマン（2016年4月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「男性呼称＋戦う男。勝ち抜いて」。毛色は青鹿毛。種牡馬のベルシャザール（当時8歳）と交配したグレートビームが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はグランド牧場。主な勝ち鞍は2019年の3歳B4。

経歴

デビュー前

1歳のとき、グランド牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、牧野慎一郎によって345.6万円で落札された。

的場均厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2018年）

9月15日、デビュー戦は井上敏樹騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 小雨/稍重）に出走。馬体重は440kg。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

11月4日、中6週で迎えた2戦目は、嶋田純次騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

11月24日、中2週で迎えた3戦目は、的場勇人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての17番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では鋭い脚を使えず16着に終わった。

3歳（2019年）

1月20日、中7週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場勇人騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず16着に終わった。

3月3日、中5週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた5戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 雨/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚がパッとせず16着に終わった。

4月1日、中3週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた6戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、3歳B4（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に終わった。

4月14日、中1週で迎えた7戦目は、3歳B4（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松戸政也騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のフクノモンルージュに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

4月21日、連闘で迎えた8戦目は、3歳A2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松戸政也騎手（2戦1勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

5月5日、中1週で迎えた9戦目は、3歳B1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松戸政也騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

5月12日、連闘で迎えた10戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松戸政也騎手（4戦1勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

5月21日、連闘で迎えた11戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、3歳B1（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

6月18日、中3週で迎えた12戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の特編（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では速い脚を使えず4着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた13戦目は、3歳B1（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は栗原大河騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

7月9日、連闘で迎えた14戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は松戸政也騎手（5戦1勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

7月16日、連闘で迎えた15戦目は、3歳B1（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松戸政也騎手（6戦1勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた16戦目は、3歳B1（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松戸政也騎手（7戦1勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

8月6日、連闘で迎えた17戦目は、兼子千央騎手を鞍上に迎えて、3歳B（金沢ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

8月12日、連闘で迎えた18戦目は、3歳戦の斎藤真湖金沢競馬初来場記念（金沢ダート1500m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で兼子千央騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた19戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の3Bウイナーズ賞（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

9月1日、連闘で迎えた20戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は兼子千央騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を披露し、3着に入り込んだ。

9月8日、連闘で迎えた21戦目は、柴田勇真騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の公益社団法人新潟県畜産協会長賞特編（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

9月24日、中1週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた22戦目は、一般C2五（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は栗原大河騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

10月8日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2五（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で栗原大河騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

11月2日、中3週で迎えた24戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 15（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったシゲルダイヤに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

11月9日、連闘で迎えた25戦目は、3歳以上C2 31（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

11月30日、中2週で迎えた26戦目は、3歳以上C2 13（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に終わった。

12月8日、連闘で迎えた27戦目は、3歳以上C2 14（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島克也騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

12月21日、中1週で迎えた28戦目は、夕日に愛されたまち玄海町賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で鮫島克也騎手（4戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

4歳（2020年）

1月5日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上C2 14（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で鮫島克也騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

1月18日、中1週で迎えた30戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、M&Kジョッキーズカップ（第1戦）（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた31戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 28（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

2月11日、連闘で迎えた32戦目は、パッカル賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（6戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

2月27日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上C2 12（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（7戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したフォーエロを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

3月14日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上C2-9（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（8戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦したが、3着に終わった。

3月26日、中1週で迎えた35戦目は、4歳以上C2-9（佐賀ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島克也騎手（9戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。