スタートウショウ（2002年生、母ヌエボトウショウ）

スタートウショウ（2002年6月3日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「星＋冠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のスキャターザゴールド（当時5歳）と交配したヌエボトウショウが16歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はトウショウ産業（株）トウショウ牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方23戦8勝2着3回。主な勝ち鞍は2006年の一般B2。

経歴

デビュー前

大久保洋吉厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2004年）

9月12日、デビュー戦は小林淳一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は462kg。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では伸びあぐねて15着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後は減速してしまい16着に終わった。

10月16日、中2週で迎えた3戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり15着に終わった。

3歳（2005年）

2月19日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、蓑島靖典騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 雨/稍重）に出走。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では伸びあぐねて15着に終わった。

6月4日、約3か月半の休養明けで迎えた5戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。

7月3日、中3週で迎えた6戦目は、高橋智大騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず14着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟芝2200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は小林淳一騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

9月12日、中7週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた8戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、3歳C3（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るアポインテッドアンを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って待望の初白星を挙げた。

9月23日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた9戦目は、3歳C3（盛岡ダート1200m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るハイフレンドアーツを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って2勝目を獲得した。

10月9日、中1週で迎えた10戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ブラックオーメンに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

10月24日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小林俊彦騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアポインテッドアンを捕まえ切れず、ハナ差の2着に甘んじた。

11月7日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で小林俊彦騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のノボルシラオキに6馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月20日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で小林俊彦騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るアポインテッドアンを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って4勝目を掴み取った。

12月5日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で小林俊彦騎手（6戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のビックプレゼントに2馬身の差をつけて5勝目を収める

12月23日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で小林俊彦騎手（7戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るマルケイリリアンを上がり0位の末脚でアタマ差だけ差し切って破竹の4連勝を決めた。

4歳（2006年）

3月24日、約3か月の休養明けで迎えた16戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で小林俊彦騎手（8戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に敗れた。

4月16日、中2週で迎えた17戦目は、一般B3（水沢ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で小林俊彦騎手（9戦6勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

4月30日、中1週で迎えた18戦目は、一般B3（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で小林俊彦騎手（10戦6勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るドリームカーニバルを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って制した。

5月13日、中1週で迎えた19戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、一般B2（盛岡ダート1400m 小雨/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた20戦目は、一般B2（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（11戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

6月10日、中1週で迎えた21戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（12戦7勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、グラスホープに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

6月25日、中1週で迎えた22戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、一般B2（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が衰えて10着に敗れた。

7月24日、中3週で迎えた23戦目は、牝馬限定戦の南昌山特別（盛岡ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（13戦7勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず10着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた24戦目は、一般B2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は内田利雄騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のキーネをクビ差振り切って8勝目をつかんだ。

9月2日、中3週で迎えた25戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、ムーンライトカップ（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた26戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、一般B1 B2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず12着に敗れた。

10月14日、中3週で迎えた27戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、一般B1 B2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず11着に終わった。

11月12日、中3週で迎えた28戦目は、千葉淳志騎手を鞍上に迎えて、一般B2（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた29戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般B2（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず10着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた30戦目は、一般B2（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。鞍上は村松学騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず9着に終わった。