キタサンカイザー（2009年生、母メリーランドガール）

キタサンカイザー（2009年4月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋皇帝（独）」。毛色は鹿毛。種牡馬のキングカメハメハ（当時8歳）と交配したメリーランドガールが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）木田牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方14戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2012年の一般C4-5。

経歴

デビュー前

目野哲也厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2011年）

12月25日、デビュー戦は小林徹弥騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

3歳（2012年）

1月21日、中3週で迎えた2戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

2月11日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は小林徹弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい14着に敗れた。

3月3日、中2週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神芝2200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では見せ場を作れず13着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた5戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 小雨/重）に出走。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り8着に終わった。

4月8日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で国分恭介騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

5月13日、中4週で迎えた7戦目は、菅原隆一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

6月21日、中5週で迎えた8戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、一般C4-5（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

7月5日、中1週で迎えた9戦目は、一般C4-5（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた10戦目は、一般C4-5（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のマネーゲームを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

8月1日、中1週で迎えた11戦目は、一般C4-3（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて6着に敗れた。

8月29日、中3週で迎えた12戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般C4-3（門別ダート1700m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

9月12日、中1週で迎えた13戦目は、神楽丘公園賞（門別ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

9月27日、中1週で迎えた14戦目は、優駿浪漫街道賞（門別ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（5戦1勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた15戦目は、天馬街道賞（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（6戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた16戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、優駿ビレッジアエル賞（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず最後はユウジロウダンディと並んで6着同着となった。

11月7日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（7戦1勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、でレースを進める。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天資の負けん性を発揮してゴールまで力戦し、3着を確保した。

12月15日、中4週で迎えた18戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、カトレア賞（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に敗れた。

4歳（2013年）

2月3日、中6週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた19戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、節分賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手が足りず4着に終わった。

2月17日、中1週で迎えた20戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 18（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったブラックカントリーに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

3月9日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上C2 18（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく4着に敗れた。