タカラネイビー（2018年生、母タカラフローリック）

Takara Navy

2018.04.08

タカラネイビー（2018年4月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+濃紺。本馬の毛色より連想」。毛色は青鹿毛。種牡馬のエイシンフラッシュ（当時11歳）と交配したタカラフローリックが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は大栄牧場。

経歴

デビュー前

藤原辰雄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2021年）

2月7日、デビュー戦は石川裕紀人騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、勝ったニシノオイカゼをクビ差捉え切れず2着に惜敗した。

2月27日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川裕紀人騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ララサンスフルに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

3月20日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石川裕紀人騎手（2戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

9月5日、約5か月半の休み明けで迎えた4戦目は、永野猛蔵騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2200m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚が止まってしまい13着に敗れた。

9月25日、中2週で迎えた5戦目は、小林脩斗騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中山芝2000m 曇/良）に出走。15頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

10月16日、中2週で迎えた6戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの粟島特別（新潟芝1800m 外回り 曇/良）に出走。13頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり10着に終わった。

11月7日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラスの高湯温泉特別（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

4歳（2022年）

3月10日、約4か月の休み明けで迎えた8戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい14着に終わった。

3月30日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた9戦目は、コモドール賞（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず5着に終わった。

4月19日、中2週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた10戦目は、一般C1五六（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に敗れた。

5月9日、中2週で迎えた11戦目は、おとめ座特別（大井ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で笹川翼騎手（3戦0勝）。15頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい12着に終わった。

7月26日、約2か月半の間隔を開けて迎えた12戦目は、安藤洋一騎手を鞍上に迎えて、一般C1七八（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいいところがなく6着に終わった。

8月16日、中2週で迎えた13戦目は、一般C1六七八（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安藤洋一騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

9月9日、中2週で迎えた14戦目は、こうま座特別（大井ダート1650m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤洋一騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

10月7日、中3週で迎えた15戦目は、錦秋特別（大井ダート1650m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で安藤洋一騎手（3戦0勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

11月3日、中3週で迎えた16戦目は、一般C1六七（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で安藤洋一騎手（4戦0勝）。15頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、5着に入り込んだ。

11月16日、中1週で迎えた17戦目は、門別グランシャリオ賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（4戦0勝）。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に終わった。

5歳（2023年）

1月25日、中9週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた18戦目は、一般C2五六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は安藤洋一騎手（5戦0勝）。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出したが、5着に終わった。

2月23日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた19戦目は、一般C2四五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤洋一騎手（6戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3月10日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2二三四（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤洋一騎手（7戦0勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

3月31日、中2週で迎えた21戦目は、一般C2一二三（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で安藤洋一騎手（8戦0勝）。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に終わった。

6月30日、約3か月の休み明けで迎えた22戦目は、仲原大生騎手を鞍上に迎えて、カイピリーニャ賞（大井ダート1400m 雨/良）に出走。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2四五（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で仲原大生騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に終わった。

8月3日、中2週で迎えた24戦目は、一般C2四五（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で仲原大生騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では卓出した伸び脚で猛追したが、抜け出したシャークシャイニーを捕まえ切れず、1馬身3/4差の2着となった。

8月18日、中1週で迎えた25戦目は、ワイン・クーラー賞（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で仲原大生騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

デビュー前

米田英世厩舎（大井）へ入厩。

9月21日、中4週で迎えた26戦目は、セプテンバー・モーン賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で仲原大生騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に終わった。