ネオテスタメント（2015年生、母レイジーリヴァー）

ネオテスタメント（2015年3月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「新しい契約」。毛色は青鹿毛。種牡馬のネオユニヴァース（当時15歳）と交配したレイジーリヴァーが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）日の出牧場。主な勝ち鞍は2018年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、日の出牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、吉岡泰治によって583.2万円で落札された。

羽月友彦厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2017年）

7月15日、デビュー戦は川須栄彦騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は432kg。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

8月6日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で川須栄彦騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は一杯になって13着に敗れた。

10月8日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、森裕太朗騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1200m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

3歳（2018年）

8月4日、約10か月の休養明けで迎えた4戦目は、加藤祥太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではいいところがなく15着に終わった。

8月26日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で加藤祥太騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサンシャイアンに7馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

10月20日、中7週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤祥太騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

11月17日、中3週で迎えた7戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の伊達特別（福島ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての2番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく15着に敗れた。