イツデモイツマデモ（2009年生、母バクシンクリーク）

イツデモイツマデモ（2009年4月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「何時でも、何時までも」。毛色は栗毛。種牡馬のアドマイヤジャパン（当時7歳）と交配したバクシンクリークが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は坂元芳春。戦績は、中央平地5戦0勝、地方27戦1勝。主な勝ち鞍は2011年のアタックチャレンジ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、坂元芳春から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

恵多谷豊厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2011年）

5月4日、デビュー戦は黒沢愛斗騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 曇/重）に出走。馬体重は418kg。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦のルーキーチャレンジ（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で黒沢愛斗騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

6月15日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で黒沢愛斗騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で黒沢愛斗騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバテてしまい9着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で黒沢愛斗騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた6戦目は、2歳（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で黒沢愛斗騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月3日、連闘で迎えた7戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で黒沢愛斗騎手（6戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で黒沢愛斗騎手（7戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた9戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で黒沢愛斗騎手（8戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた10戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 雨/不良）に出走。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた11戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず8着に敗れた。

10月12日、中1週で迎えた12戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田稔騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では強靭な末脚を披露したが、3着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた13戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 曇/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、驚異的な末脚を弾けさせて、最後は2着のキボウノツバサに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月1日、連闘で迎えた14戦目は、2歳戦のヱビス<ザ・ブラック>賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は黒沢愛斗騎手（9戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

11月18日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた15戦目は、柿原翔騎手を鞍上に迎えて、2歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

11月27日、連闘で馬体重を前走から11kg絞って迎えた16戦目は、牝馬限定2歳500万下の白菊賞（京都芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は吉田稔騎手（3戦0勝）。17頭立ての17番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では末脚が冴えず16着に終わった。

12月2日、連闘で迎えた17戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、2歳（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた18戦目は、2歳500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（4戦0勝）。13頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず13着に終わった。

12月23日、連闘で迎えた19戦目は、2歳戦の萩原雪歩誕生日記念2011（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

12月30日、連闘で迎えた20戦目は、柴田直樹騎手を鞍上に迎えて、2歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

3歳（2012年）

1月11日、中1週で迎えた21戦目は、丸山真一騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

1月17日、連闘で迎えた22戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山真一騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず6着に終わった。

1月31日、中1週で迎えた23戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山真一騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

2月5日、連闘で迎えた24戦目は、3歳500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（6戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手が足りず12着に終わった。

2月15日、中0週で迎えた25戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は丸山真一騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

2月22日、連闘で迎えた26戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（7戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

2月28日、連闘で迎えた27戦目は、横井将人騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の古市美恵誕生日・狙え万馬券杯!（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

3月5日、連闘で迎えた28戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は丸山真一騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

3月11日、連闘で迎えた29戦目は、3歳500万下の沈丁花賞（中京ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉田稔騎手（8戦0勝）。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では末脚が冴えず16着に終わった。

3月20日、連闘で迎えた30戦目は、3歳戦の根本凛ちゃん2歳お誕生日（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は丸山真一騎手（5戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

4月4日、中1週で迎えた31戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山真一騎手（6戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

4月15日、中1週で迎えた32戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての18番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では末脚を伸ばせず18着に終わった。