ニューマーチ（1992年生、母エルレデイ）

ニューマーチ（1992年4月24日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のニユーサラトガ（当時11歳）と交配したエルレデイが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）タニグチ牧場。戦績は、地方35戦15勝2着9回。主な勝ち鞍は1996年のインターナショナルジョッキーカップ。

経歴

デビュー前

大畠弘厩舎（園田）へ入厩。

2歳（1994年）

9月12日、デビュー戦は小牧太騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（園田ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に敗れた。

10月19日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、アラ系3歳（園田ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月2日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のサンユウダイヤに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

11月29日、中3週で迎えた4戦目は、アラ系3歳（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小牧太騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のミクマシーザーをクビ差制して制した。

12月14日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系3歳（園田ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で小牧太騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったホリタキャプテンから1馬身半差の2着に敗北した。

3歳（1995年）

1月4日、中2週で迎えた6戦目は、アラ系4歳（園田ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で小牧太騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4歳（1996年）

2月12日、約13か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた7戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上（園田ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のイクシマタイセーに7馬身の差をつけて休養明け初戦をモノにした。

3月6日、中2週で迎えた8戦目は、アラ系4歳以上（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（6戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のトーエイエリカに4馬身の差をつけて4勝目を奪取した。

3月27日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた9戦目は、アラ系4歳以上（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のミクマエースに約14馬身の大差をつけて5勝目をゲットした。

4月17日、中2週で迎えた10戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のダイセンパラダイスに6馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5月21日、中4週で迎えた11戦目は、すずらん（園田ダート1630m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（3戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジノタイキから1馬身差の2着に敗北した。

6月5日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1630m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩田康誠騎手（4戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のピンクジンジャーに5馬身の差をつけて7勝目を手にした。

6月27日、中2週で迎えた13戦目は、三日月特別（姫路ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で岩田康誠騎手（5戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のトーエイミドリをクビ差制して1着ゴールを果たした。

7月16日、中2週で迎えた14戦目は、安富あじさい特別（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岩田康誠騎手（6戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月30日、中1週で迎えた15戦目は、ガナデリア特別（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で岩田康誠騎手（7戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月27日、中3週で迎えた16戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、はまゆう（園田ダート1630m 雨/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったタチバナヒメから1馬身半差の2着に敗北した。

9月17日、中2週で迎えた17戦目は、りんどう（園田ダート1630m 雨/重）に出走。鞍上は小牧太騎手（7戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のツキノコルドバに2馬身半の差をつけて9勝目を奪取した。

10月2日、中1週で迎えた18戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1630m 晴/重）に出走。鞍上は木村健騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のツキノコルドバに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月16日、中1週で迎えた19戦目は、報知大淀特別（園田ダート1630m 晴/重）に出走。鞍上は小牧太騎手（8戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のハクバラッキーに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月6日、中2週で迎えた20戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上（姫路ダート1500m 晴/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったキタノエールから3/4馬身差の2着に敗北した。

12月3日、中3週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた21戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、インターナショナルジョッキーカップ（園田ダート1800m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のスマノジャガーに3/4馬身の差をつけて勝利数を12に伸ばす

5歳（1997年）

2月6日、中8週で迎えた22戦目は、かばんのまち豊岡特別（園田ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は木村健騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月13日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた23戦目は、山東町ヒメハナ特別（姫路ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月10日、中3週で迎えた24戦目は、篠山城大書院復元特別（園田ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（4戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったキタノプリンスから2馬身差の2着に敗北した。

5月2日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた25戦目は、浜坂町麒麟獅子特別（園田ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木村健騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったハッタキセキから4馬身差の2着に敗北した。

5月28日、中3週で迎えた26戦目は、三石こんぶ特別（園田ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は松平幸秀騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた27戦目は、日刊スポ賞（園田ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は木村健騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月17日、中4週で迎えた28戦目は、闘龍灘特別（姫路ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は松平幸秀騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月8日、中2週で迎えた29戦目は、酒壷特別（姫路ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で松平幸秀騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のビクトリースピカに2馬身の差をつけて勝利数を13に伸ばす

6歳（1998年）

4月26日、約8か月半の休み明けで迎えた30戦目は、橋本幸次郎騎手を鞍上に迎えて、ユートピア特設（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月16日、中2週で迎えた31戦目は、不知火賞（荒尾ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本幸次郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったセンコースピードからアタマ差の2着に甘んじた。

5月31日、中1週で迎えた32戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、ユートピア特設（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったリュウサンゼンから1馬身半差の2着となった。

6月14日、中1週で迎えた33戦目は、有明賞（荒尾ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は橋本幸次郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のオスズイチリキに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

9月19日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた34戦目は、ユートピア特設（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本幸次郎騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったイガノラヴィーからクビ差の2着に甘んじた。

10月24日、中4週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた35戦目は、有明賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で橋本幸次郎騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のオスズイチリキに5馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。