ジェルファルレイ（2014年生、母ウエストローズ）

ジェルファルレイ（2014年5月18日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「バラの品種の一つ。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のハービンジャー（当時8歳）と交配したウエストローズが14歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）村上欽哉牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、地方11戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2018年の4歳以上C1。

経歴

デビュー前

ローレルクラブにて総額1,500万円（7.5万×200口）で一口馬主が募集された。

池江泰寿厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2016年）

9月10日、デビュー戦は藤岡康太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は450kg。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

10月1日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神芝1800m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

11月6日、中4週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた3戦目は、水口優也騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、5着に終わった。

11月27日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（京都芝1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で水口優也騎手（1戦0勝）。17頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、6着に入り込んだ。

3歳（2017年）

2月4日、中9週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で水口優也騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

3月4日、中3週で迎えた6戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての5番人気で16番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、18番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に敗れた。

4月29日、中7週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は水口優也騎手（3戦0勝）。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、かなり遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて6着に敗れた。

7月8日、中9週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水口優也騎手（4戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、3着に終わった。

8月5日、中3週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で水口優也騎手（5戦0勝）。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

9月21日、中6週で迎えた10戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したアイアンエフケイを捕まえ切れず、アタマ差の2着に甘んじた。

10月12日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では切れ味光る末脚を発揮したが、3着に終わった。

11月2日、中2週で迎えた12戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

11月21日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大山真吾騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したシルバーコンパスに半馬身届かず2着となった。

4歳（2018年）

1月3日、中5週で迎えた14戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るパープルハートを上がり1位の末脚でアタマ差だけ差し切って待望の初勝利を挙げた。

1月23日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上C1（園田ダート1870m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（4戦1勝）。5頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るトップゴールドを上がり1位タイの末脚でアタマ差だけ差し切って雨中の激闘を制した。

2月13日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上C1（園田ダート1870m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で大山真吾騎手（5戦2勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

3月9日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で大山真吾騎手（6戦2勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

3月29日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で大山真吾騎手（7戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

4月19日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で大山真吾騎手（8戦2勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月10日、中2週で迎えた20戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（園田ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。