ウララストーミン（2000年生、母パレス）

ウララストーミン（2000年4月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋嵐の様なイメージ」。毛色は栗毛。種牡馬のサッカーボーイ（当時15歳）と交配したパレスが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（有）平岡牧場。戦績は、中央平地22戦1勝、地方14戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2002年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、平岡牧場から「北海道11月市場サラブレッド1歳」に上場され、寺川壮二によって409.5万円で落札された。

鶴留明雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2002年）

9月14日、デビュー戦は池添謙一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は430kg。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

9月22日、連闘で迎えた2戦目は、小坂忠士騎手を鞍上に迎えて、2歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き6着に終わった。

9月28日、連闘で迎えた3戦目は、服部剛史騎手を鞍上に迎えて、2歳新馬（阪神芝1200m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた4戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のタヤスイージスに1馬身1/4の差をつけて未勝利戦を制した。

11月10日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（京都芝1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

11月24日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた6戦目は、2歳500万下（京都芝1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は小坂忠士騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた7戦目は、2歳500万下（阪神芝1200m 小雨/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小坂忠士騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

3歳（2003年）

3月2日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から18kg減らして迎えた8戦目は、佐久間寛志騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神芝1200m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

3月22日、中2週で迎えた9戦目は、荻野要騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のフリージア賞（中京芝2000m 小雨/良）に出走。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では見せ場を作れず15着に終わった。

4月5日、中1週で迎えた10戦目は、3歳500万下（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は小牧太騎手（1戦1勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

4月26日、中2週で迎えた11戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のムーニーバレーレーシングクラブ賞（京都芝2400m 外回り曇/重）に出走。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

5月17日、中2週で迎えた12戦目は、3歳500万下（京都ダート1800m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は佐久間寛志騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた13戦目は、3歳500万下（中京芝1800m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で佐久間寛志騎手（2戦0勝）。15頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた14戦目は、3歳500万下のマカオジョッキークラブトロフィー（中京芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐久間寛志騎手（3戦0勝）。18頭立ての17番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

6月25日、中0週で迎えた15戦目は、円山川特別（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のゼンノマングローブに1馬身3/4の差をつけて制した。

11月9日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた16戦目は、3歳以上1000万下（京都ダート1400m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は佐久間寛志騎手（4戦0勝）。15頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上1000万下（京都ダート1800m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で佐久間寛志騎手（5戦0勝）。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた18戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の尾頭橋特別（中京芝1800m 小雨/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で佐久間寛志騎手（6戦0勝）。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり15着に終わった。

12月14日、連闘で迎えた19戦目は、橋本美純騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（阪神芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上1000万下（阪神芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（2戦1勝）。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

4歳（2004年）

1月11日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上1000万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は橋本美純騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では鋭い脚を使えず14着に終わった。

1月25日、中1週で迎えた22戦目は、柴原央明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に終わった。

6月30日、約5か月の休み明けで迎えた23戦目は、淀川特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は佐久間寛志騎手（7戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず9着に敗れた。

7月10日、中0週で迎えた24戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の和田岬特別（阪神芝2000m 曇/稍重）に出走。13頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

12月13日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた25戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、一般B2（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るアンドダッシュを上がり0位の末脚で半馬身差し切って久方ぶりの一戦を制した。

12月28日、中1週で迎えた26戦目は、スポーツニッポン杯（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾島徹騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

5歳（2005年）

1月10日、中1週で迎えた27戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、一般B2（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のマルタカサザンを半馬身振り切って1着ゴールを果たした。

1月23日、中1週で迎えた28戦目は、千両特別（笠松ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は尾島徹騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に敗れた。

2月6日、中1週で迎えた29戦目は、高千穂特別（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で尾島徹騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた30戦目は、白梅特別（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で尾島徹騎手（4戦1勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は垂れてしまい8着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた31戦目は、レーシング・ストライプス杯（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾島徹騎手（5戦1勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

3月14日、連闘で迎えた32戦目は、一般B2（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で尾島徹騎手（6戦1勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月7日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた33戦目は、一般A5（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で尾島徹騎手（7戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。

4月27日、中2週で迎えた34戦目は、一般A7（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で尾島徹騎手（8戦1勝）。6頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアンドダッシュを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

5月15日、中2週で迎えた35戦目は、カラフルタウン杯（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で尾島徹騎手（9戦1勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず8着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた36戦目は、馬瀬川特別（笠松ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で尾島徹騎手（10戦1勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に終わった。