ルーカスミノル（2020年生、母セラミックアート）

ルーカスミノル（2020年4月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「光をもたらす者を意味する人名より+冠名」。毛色は青鹿毛。種牡馬のShanghai Bobby（当時10歳）と交配したセラミックアートが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は本間牧場。主な勝ち鞍は2022年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

1歳のとき、本間牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、吉岡實によって2,750万円で落札された。

本田優厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

9月18日、デビュー戦は荻野極騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は510kg。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではきちんと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のディキシーガンナーに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月1日、中1週で迎えた2戦目は、2歳1勝クラスのヤマボウシ賞（中京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で荻野極騎手（1戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

3歳（2023年）

4月22日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から32kg増やして迎えた3戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に敗れた。

6月3日、中5週で迎えた4戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は荻野極騎手（2戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら13番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。

7月9日、中4週で迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で荻野極騎手（3戦1勝）。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、圧倒的な末脚を炸裂させて、最後は2着のヒノデテイオーに2馬身半の差をつけて2勝目を挙げた。

8月13日、中4週で迎えた6戦目は、3歳以上2勝クラスのRKB賞（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で荻野極騎手（4戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では豪脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のゴッドブルービーをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。

10月28日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた7戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスの御陵ステークス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

11月25日、中3週で迎えた8戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスの花園ステークス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

4歳（2024年）

1月14日、中6週で迎えた9戦目は、4歳以上3勝クラスの雅ステークス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい8着に敗れた。