ゴッドブルービー（2020年生、母ゴッドビラブドミー）

ゴッドブルービー（2020年5月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+蜂の一種。幸せを呼ぶ青い蜂」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のパイロ（当時15歳）と交配したゴッドビラブドミーが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は芳住鉄兵。主な勝ち鞍は2022年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、芳住鉄兵から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、坂東牧場によって1,760万円で落札された。

角田晃一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

8月14日、デビュー戦は角田大河騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は452kg。13頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、4着を確保した。

9月3日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉ダート1700m 小雨/稍重）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で角田大河騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のメイクザビートに5馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

3歳（2023年）

2月5日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた3戦目は、3歳1勝クラス（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で角田大河騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

3月4日、中3週で迎えた4戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、ベンダバリラビアに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

4月8日、中4週で迎えた5戦目は、3歳1勝クラス（阪神ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は角田大河騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

4月22日、中1週で迎えた6戦目は、3歳1勝クラス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で角田大河騎手（4戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では天性のガッツでゴールまで力闘したが、5着に終わった。

7月23日、約3か月の休み明けで迎えた7戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のビーストアタックに1馬身半の差をつけて制した。

8月13日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上2勝クラスのRKB賞（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で猛追したが、抜け出したルーカスミノルを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

9月2日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上2勝クラスの天草特別（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は角田大河騎手（5戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。競走中止となった。

11月26日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から24kg増やして迎えた10戦目は、3歳以上2勝クラス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松山弘平騎手（2戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が悪くなり13着に敗れた。

4歳（2024年）

1月20日、中7週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた11戦目は、角田大和騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの和布刈特別（小倉ダート1700m 雨/稍重）に出走。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のタイセイウォリアーに5馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

2月17日、中3週で迎えた12戦目は、4歳以上3勝クラスの小倉城ステークス（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で角田大和騎手（1戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

3月16日、中3週で迎えた13戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、4歳以上3勝クラスの韓国馬事会杯（中山ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり13着に敗れた。