ヒートミープリーズ（2016年生、母アマノブラウニイー）

ヒートミープリーズ（2016年3月30日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「私を興奮させて」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のパドトロワ（当時9歳）と交配したアマノブラウニイーが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）高橋ファーム。主な勝ち鞍は2019年の3歳以上C1。

経歴

デビュー前

高橋裕厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2019年）

5月26日、デビュー戦は山田敬士騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は446kg。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は勢いを失って14着に敗れた。

8月10日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、大塚海渡騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。4着に入った。

8月31日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で大塚海渡騎手（1戦0勝）。18頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月9日、中5週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた4戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて、最後は2着のケイティグレースを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

10月23日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上C2（園田ダート1230m 曇/重）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のローブドールに2馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。

11月13日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、3歳以上C1（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして、最後は2着のラインエミネントを半馬身振り切って優勝