パラダイスハルカ（2008年生、母ブリズントゥアウィン）

パラダイスハルカ（2008年4月25日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のブラックタキシード（当時12歳）と交配したブリズントゥアウィンが21歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は沼田照秋。戦績は、地方29戦2勝2着3回。2010年のウィナーズチャレンジで2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

米川伸也厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2010年）

7月21日、デビュー戦は斉藤正弘騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は420kg。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

8月10日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦のルーキーチャレンジ（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったウミキララに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

9月7日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤正弘騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして、最後は2着のモルフェファイアを半馬身振り切って未勝利戦を制した。

9月22日、中1週で迎えた4戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で斉藤正弘騎手（3戦1勝）。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、ツキヒカルにクビ差交わされて2着となった。

10月21日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定2歳Jpn3のエーデルワイス賞（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で斉藤正弘騎手（4戦1勝）。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず13着に終わった。

12月1日、中5週で迎えた6戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて11着に敗れた。

12月28日、中3週で迎えた7戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではものすごい伸び脚を見せたが、ツィンマークにクビ差交わされて2着となった。

3歳（2011年）

4月19日、約3か月半の休養明けで迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のマダムシュガーに1馬身3/4の差をつけて2勝目を手中に収めた。

5月11日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（2戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

5月23日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた10戦目は、3歳戦のすずらん特別（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（3戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、5着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のあやめ特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバテてしまい13着に敗れた。

6月28日、中2週で迎えた12戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（4戦1勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバタバタになってしまい9着に敗れた。

7月11日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（5戦1勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

10月13日、約3か月の休養明けで迎えた14戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、秋祭り特別（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。

11月2日、中2週で迎えた15戦目は、優駿の門・スピーディワンダー賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柏木健宏騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚に勢いがなく16着に終わった。

4歳（2012年）

3月5日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた16戦目は、一般C2四五（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で柏木健宏騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい13着に終わった。

3月27日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2五六（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で柏木健宏騎手（3戦0勝）。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい13着に終わった。

4月17日、中2週で迎えた18戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七（大井ダート1500m 内回り雨/稍重）に出走。13頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい6着に敗れた。

5月9日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2五六（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2六七八（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、4着を確保した。

6月4日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2四五六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（3戦0勝）。13頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2四五（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で真島大輔騎手（4戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。前に出て、落ち着いたペースでレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に終わった。

6月24日、連闘で迎えた23戦目は、一般C2五六（大井ダート1500m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で真島大輔騎手（5戦0勝）。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。逃げる形となり、若干遅いペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい11着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2九十（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で真島大輔騎手（6戦0勝）。12頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は垂れてしまい10着に終わった。

7月27日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた25戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七八（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

8月15日、中2週で迎えた26戦目は、一般C2八九（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（7戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2七八（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（8戦0勝）。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず13着に終わった。

9月20日、中2週で迎えた28戦目は、一般C2七八（大井ダート1500m 内回り晴/重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は減速してしまい12着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた29戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、一般C2七（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。