デルマイカロス（2001年生、母オールレインボー）

デルマイカロス（2001年5月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ギリシャ神話の登場人物」。毛色は鹿毛。種牡馬のスターオブコジーン（当時13歳）と交配したオールレインボーが13歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）出羽牧場。戦績は、中央平地11戦0勝、地方25戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2004年のあいの里公園特別。

経歴

デビュー前

和田正道厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2003年）

8月16日、デビュー戦は穂苅寿彦騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は504kg。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

8月24日、連闘で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で穂苅寿彦騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

3歳（2004年）

1月10日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で穂苅寿彦騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい9着に終わった。

2月10日、中3週で迎えた4戦目は、3歳戦のベストレイン特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で穂苅寿彦騎手（3戦0勝）。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びを欠き13着に敗れた。

2月29日、中2週で迎えた5戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/不良）に出走。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

5月4日、中8週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた6戦目は、千葉津代士騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の旭山記念公園特別（札幌(地)ダート1000m 曇/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったウィステリアノートから半馬身差の2着となった。

6月9日、中4週で迎えた7戦目は、3歳戦のあいの里公園特別（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で千葉津代士騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のアクティースキャンをクビ差制して初勝利を挙げた。

8月15日、中9週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた8戦目は、岩部純二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

9月12日、中3週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はバテてしまい11着に終わった。

10月6日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、沙流川特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は千葉津代士騎手（2戦1勝）。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4歳（2005年）

3月6日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から20kg戻して迎えた11戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は岩部純二騎手（2戦0勝）。15頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず14着に終わった。

3月12日、連闘で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今一つ伸び切れず15着に終わった。

5月8日、中7週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩部純二騎手（4戦0勝）。15頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では脚を伸ばせず13着に終わった。

7月9日、中8週で迎えた14戦目は、水出大介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1000m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

8月10日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、ポラリス特別（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は千葉津代士騎手（3戦1勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。4着を確保した。

9月21日、中5週で迎えた16戦目は、スターマイン特別（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で千葉津代士騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月20日、中3週で迎えた17戦目は、沙流川特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で千葉津代士騎手（5戦1勝）。15頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。11着に終わった。

11月19日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、3歳以上500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は岩部純二騎手（5戦0勝）。18頭立ての17番人気で17番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、18番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず17着に終わった。

5歳（2006年）

1月25日、中9週で迎えた19戦目は、湯前良人騎手を鞍上に迎えて、一般C11（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた20戦目は、一般C8（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で湯前良人騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

2月23日、中1週で迎えた21戦目は、一般C9（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で湯前良人騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

3月9日、中1週で迎えた22戦目は、一般C10（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で湯前良人騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

3月17日、連闘で迎えた23戦目は、一般C12（名古屋ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で湯前良人騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

4月7日、中2週で迎えた24戦目は、一般C9（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で湯前良人騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

4月20日、中1週で迎えた25戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で湯前良人騎手（6戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

4月28日、連闘で迎えた26戦目は、目迫大輔騎手を鞍上に迎えて、一般C8（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

5月17日、中2週で迎えた27戦目は、一般C10（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で目迫大輔騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が衰えて8着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた28戦目は、一般C11 13（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で目迫大輔騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた29戦目は、一般C10（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で目迫大輔騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に終わった。

7月6日、中2週で迎えた30戦目は、一般C7-9（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は湯前良人騎手（7戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた31戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、一般C10b（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず3着に終わった。

8月16日、中3週で迎えた32戦目は、一般C9（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は湯前良人騎手（8戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた33戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、CJシリーズ第14戦（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びを欠き5着に終わった。

9月11日、中0週で迎えた34戦目は、一般C13b（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は目迫大輔騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に終わった。

10月3日、中2週で迎えた35戦目は、一般C12（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で目迫大輔騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた36戦目は、益三・由美子結婚記念日杯（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で目迫大輔騎手（6戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。