ウィステリアノート（2001年生、母トップノート）

ウィステリアノート（2001年4月20日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「藤＋母名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のペンタイア（当時9歳）と交配したトップノートが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は広川忠久。戦績は、中央平地2戦0勝、地方28戦7勝。主な勝ち鞍は2003年のフレッシュチャレンジ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、広川牧場から「北海道9月市場サラブレッド1歳」と「北海道10月市場サラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

角川秀樹厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2003年）

4月24日、デビュー戦は藤倉寛幸騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は464kg。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のマタマタモトヒメに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月19日、約4か月の休み明けで迎えた2戦目は、2歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤倉寛幸騎手（1戦1勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に敗れた。

9月4日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のフローラルカップ（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤倉寛幸騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月25日、中2週で迎えた4戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞のサンライズカップ（門別ダート1700m 雨/重）に出走。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。11着に敗れた。

10月15日、中2週で迎えた5戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのアドマイヤコジーン賞（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた6戦目は、2歳（門別ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は斉藤正弘騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3歳（2004年）

4月21日、約6か月の休養明けで迎えた7戦目は、3歳地方重賞の春霞賞（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は藤倉寛幸騎手（3戦1勝）。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の旭山記念公園特別（札幌(地)ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤倉寛幸騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のデルマイカロスに半馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月20日、中6週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（函館芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は斉藤正弘騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい9着に終わった。

8月11日、中6週で迎えた10戦目は、えぞ松特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（3戦0勝）。13頭立ての5番人気で大外13番ゲートからスタート。最後は、2着のスズジェイドをクビ差制して3勝目をマークした。

9月5日、中3週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤正弘騎手（4戦1勝）。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず13着に終わった。

9月21日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、がんばれ北海道日本ハムファイターズ特別（旭川ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は藤倉寛幸騎手（5戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月6日、中1週で迎えた13戦目は、沙流川特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤倉寛幸騎手（6戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。12着に敗れた。

10月20日、中1週で迎えた14戦目は、様似アポイ特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤倉寛幸騎手（7戦2勝）。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。10着に敗れた。

11月2日、中1週で迎えた15戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、エアエミネム賞（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。3着を確保した。

4歳（2005年）

4月20日、約5か月半の休み明けで迎えた16戦目は、千葉津代士騎手を鞍上に迎えて、リーディングジョッキー（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり7着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた17戦目は、Aiba中標津1周年記念特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は藤倉寛幸騎手（8戦2勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のワカオスペシャルに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月17日、中1週で迎えた18戦目は、中山峠特別（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤倉寛幸騎手（9戦3勝）。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月24日、約3か月半の休養明けで迎えた19戦目は、アルビレオ特別（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤倉寛幸騎手（10戦3勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。10着に敗れた。

9月8日、中1週で迎えた20戦目は、渋谷裕喜騎手を鞍上に迎えて、ラスカルスズカ賞（旭川ダート1600m 晴/不良）に出走。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のフレアリングラヴに2馬身の差をつけて5勝目を手にした。

9月22日、中1週で迎えた21戦目は、愛別きのこ特別（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で渋谷裕喜騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月11日、中2週で迎えた22戦目は、アルタイル特別（旭川ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は服部茂史騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。11着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた23戦目は、賀張特別（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は藤倉寛幸騎手（11戦3勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた24戦目は、日本軽種馬登録協会特別（門別ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤倉寛幸騎手（12戦3勝）。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。12着に終わった。

5歳（2006年）

4月20日、約5か月半の休み明けで迎えた25戦目は、みついし農業協同組合特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は服部茂史騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた26戦目は、天然温泉札幌モエレ健康センター特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るグリーンプラザを上がり1位の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて6勝目を手中に収めた。

5月16日、中1週で迎えた27戦目は、トウカイテイオー賞（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は佐々木国明騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

6月1日、中1週で迎えた28戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、マイネルセレクト賞（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のプリティネイムをクビ差振り切って7勝目を掴み取った。

6月20日、中2週で迎えた29戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、大樹歴舟川特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

7月4日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた30戦目は、タップダンスシチー賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。5着に終わった。