アサカライトオー（1984年生、母ネバアーライト）

アサカライトオー（1984年5月18日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアローエクスプレス（当時17歳）と交配したネバアーライトが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は土田農場。戦績は、中央平地17戦1勝、地方23戦0勝2着2回。主な勝ち鞍は1987年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

元石孝昭厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1987年）

1月11日、デビュー戦は増沢末夫騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は520kg。15頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

1月25日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で増沢末夫騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや速いペースで集団を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

2月14日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で増沢末夫騎手（2戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

2月28日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で増沢末夫騎手（3戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月14日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で増沢末夫騎手（4戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

3月29日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中山ダート1700m 小雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で増沢末夫騎手（5戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のジングウマッハに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

4月19日、中2週で迎えた7戦目は、4歳400万下の山吹賞（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で増沢末夫騎手（6戦1勝）。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、若干遅いペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい12着に終わった。

5月16日、中3週で迎えた8戦目は、4歳400万下（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で増沢末夫騎手（7戦1勝）。15頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が衰えて12着に敗れた。

11月15日、約6か月の休養明けで迎えた9戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は勢いを失って11着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた10戦目は、岡山定夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下の白樺湖特別（東京芝2000m 曇/良）に出走。18頭立ての17番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打ち、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい15着に終わった。

4歳（1988年）

5月29日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の’88ダービースタリオンズステークス（東京芝2400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。敢然と端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい10着に終わった。

6月19日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上400万下の手稲山特別（札幌ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上400万下の苫小牧特別（札幌ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大塚栄三郎騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

7月24日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上400万下（札幌ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大塚栄三郎騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

10月15日、約3か月の間隔を開けて迎えた15戦目は、4歳以上400万下（東京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は中舘英二騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり9着に終わった。

5歳（1989年）

4月16日、約6か月の休養明けで迎えた16戦目は、石塚信広騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下の糸魚川特別（新潟芝2000m 外回り曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず13着に終わった。

4月22日、連闘で迎えた17戦目は、5歳以上400万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で石塚信広騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

7月9日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から15kg増やして迎えた18戦目は、工藤勉騎手を鞍上に迎えて、一般B3 C1（高崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月13日、中4週で迎えた19戦目は、久保田政弘騎手を鞍上に迎えて、一般B3 C1（高崎ダート1500m 曇/不良）に出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月10日、中7週で迎えた20戦目は、茂呂菊次郎騎手を鞍上に迎えて、一般B3（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月20日、中0週で迎えた21戦目は、一般B3（高崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は久保田政弘騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月18日、中3週で迎えた22戦目は、松井達也騎手を鞍上に迎えて、一般C1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったファイブセツザンからハナ差の2着に甘んじた。

12月2日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は茂呂菊次郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったメモリアルダイテンから3馬身差の2着となった。

12月15日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は工藤勉騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6歳（1990年）

1月2日、中2週で迎えた25戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、一般C1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月13日、中1週で迎えた26戦目は、一般B3 C1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は工藤勉騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月24日、中1週で迎えた27戦目は、一般C1（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で工藤勉騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。10着に敗れた。

2月3日、中0週で迎えた28戦目は、一般C1（高崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は茂呂菊次郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。10着に敗れた。

2月16日、中1週で迎えた29戦目は、一般C1 C2（高崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は工藤勉騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた30戦目は、一般C1 C2（高崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は茂呂菊次郎騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた31戦目は、一般C1 C2（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は工藤勉騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月12日、中3週で迎えた32戦目は、栗林宏騎手を鞍上に迎えて、一般C1 C2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月6日、中2週で迎えた33戦目は、一般C1（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は工藤勉騎手（6戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月31日、中3週で迎えた34戦目は、一般C1（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は栗林宏騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

6月13日、中1週で迎えた35戦目は、一般B3 C1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は工藤勉騎手（7戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月7日、中2週で迎えた36戦目は、一般C1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で工藤勉騎手（8戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた37戦目は、一般B3 C1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で工藤勉騎手（9戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月17日、中7週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた38戦目は、大木義一騎手を鞍上に迎えて、一般C1（足利ダート1400m 雨/不良）に出走。5頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月11日、中2週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた39戦目は、岡田康志騎手を鞍上に迎えて、一般C1（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

7歳（1991年）

2月14日、約4か月の休み明けで迎えた40戦目は、一般B3 C1（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大木義一騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。