メモリアルダイテン（1984年生、母パンパードメリー）

メモリアルダイテン（1984年5月3日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のゲイルーザツク（当時15歳）と交配したパンパードメリーが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は中田浩美。戦績は、中央平地10戦0勝、地方41戦5勝2着5回。主な勝ち鞍は1988年の一般D。

経歴

デビュー前

境直行厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1986年）

10月11日、デビュー戦は石橋守騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1200m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は448kg。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。直線では全く伸びず6着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都芝1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手が足りず7着に終わった。

11月30日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で石橋守騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

12月13日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石橋守騎手（3戦0勝）。13頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

3歳（1987年）

1月6日、中2週で迎えた5戦目は、岩元市三騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1700m 曇/不良）に出走。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では天資の闘争心でゴールまで力戦し、4着に入り込んだ。

1月17日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は石橋守騎手（4戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

2月7日、中2週で迎えた7戦目は、梅野信一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で梅野信一騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

3月22日、中3週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は石橋守騎手（5戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

4月4日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（6戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には届かず9着に終わった。

6月7日、中8週で迎えた11戦目は、阿部充知騎手を鞍上に迎えて、4歳B1（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月20日、中1週で迎えた12戦目は、榎伸彦騎手を鞍上に迎えて、4歳B（新潟(地)ダート1600m 雨/重）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた13戦目は、4歳B（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で榎伸彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月22日、中2週で迎えた14戦目は、4歳B1（三条ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は阿部充知騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったフアイヤージヤガーから4馬身差の2着に敗北した。

4歳（1988年）

4月20日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた15戦目は、高橋信彦騎手を鞍上に迎えて、一般D（帯広ダート1600m 晴/不良）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月2日、中1週で迎えた16戦目は、松本隆宏騎手を鞍上に迎えて、一般D（帯広ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月12日、中0週で迎えた17戦目は、一般D（旭川ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松本隆宏騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた18戦目は、一般D（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松本隆宏騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったササノイザベルから2馬身半差の2着に敗北した。

6月2日、連闘で迎えた19戦目は、沼沢英知騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキー（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた20戦目は、一般D（旭川ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は松本隆宏騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のボンボヤージに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月28日、中1週で迎えた21戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、一般D（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた22戦目は、一般D（帯広ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のジエマイマをハナ差制して制した。

7月20日、連闘で迎えた23戦目は、一般D（帯広ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月2日、中1週で迎えた24戦目は、一般D（岩見沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は松本隆宏騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた25戦目は、一般D（札幌(地)ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月24日、中0週で迎えた26戦目は、ANJレディース（札幌(地)ダート1800m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月6日、中1週で迎えた27戦目は、一般D（岩見沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（4戦1勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月14日、連闘で迎えた28戦目は、一般D（岩見沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（5戦1勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた29戦目は、一般D（岩見沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（6戦1勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月18日、中6週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた30戦目は、野村正直騎手を鞍上に迎えて、一般C2 C3（高崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のヒカリカーネルオーに半馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

12月3日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた31戦目は、斉藤誠騎手を鞍上に迎えて、一般C2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルミテンリユウから3馬身差の2着となった。

12月23日、中2週で迎えた32戦目は、茂呂菊次郎騎手を鞍上に迎えて、冬至特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5歳（1989年）

1月2日、中0週で迎えた33戦目は、一般C2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は野村正直騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったキタノズイシヨーから3馬身差の2着となった。

1月15日、中1週で迎えた34戦目は、一般C2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野村正直騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月3日、中2週で迎えた35戦目は、一般C2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で野村正直騎手（3戦1勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた36戦目は、一般C2（高崎ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で野村正直騎手（4戦1勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月21日、中8週で迎えた37戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、一般C2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のリマンスをクビ差制して1着ゴールを果たした。

5月6日、中1週で迎えた38戦目は、栗林宏騎手を鞍上に迎えて、一般C1（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月1日、中3週で迎えた39戦目は、井上尊紀騎手を鞍上に迎えて、一般C1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月30日、中3週で迎えた40戦目は、一般C1（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上尊紀騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

7月16日、中1週で迎えた41戦目は、一般C1（高崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で井上尊紀騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったドンエスパーから2馬身差の2着となった。

8月16日、中3週で迎えた42戦目は、植栗守騎手を鞍上に迎えて、一般C1（高崎ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月13日、中3週で迎えた43戦目は、一般B3 C1（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は加藤和宏騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月25日、中5週で迎えた44戦目は、一般C1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月2日、中4週で迎えた45戦目は、一般C1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和宏騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のアサカライトオーに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

6歳（1990年）

1月3日、中4週で迎えた46戦目は、一般C1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和宏騎手（4戦2勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月10日、連闘で迎えた47戦目は、一般B3（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤和宏騎手（5戦2勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

1月31日、中2週で迎えた48戦目は、一般B3（高崎ダート1500m 雪/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で加藤和宏騎手（6戦2勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた49戦目は、一般B3（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で加藤和宏騎手（7戦2勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月28日、中1週で迎えた50戦目は、一般B3（高崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で加藤和宏騎手（8戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月19日、中2週で迎えた51戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、一般B3（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。