ボルゾーバー（2018年生、母ティンタジェル）
Bolsover
2018.05.07
ボルゾーバー（2018年5月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「イギリスの城の名前」。毛色は鹿毛。種牡馬のタニノギムレット（当時19歳）と交配したティンタジェルが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は荻伏三好フアーム。主な勝ち鞍は2021年のコランダム賞(一般B1五)。
経歴
デビュー前
1歳のとき、荻伏三好ファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、尾上寿夫によって561.6万円で落札された。
金成貴史厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（2021年）
1月9日、デビュー戦は原田和真騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は466kg。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出し、5着に入り込んだ。
1月31日、中2週で迎えた2戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、勝ったクロンターフに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。
2月20日、中2週で迎えた3戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったリュクスフレンドにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着に敗北した。
3月20日、中3週で迎えた4戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったカルタゴにねじ伏せられてアタマ差の2着に惜敗した。
4月11日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は原田和真騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、4着に終わった。
6月5日、中7週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上はM.デムーロ騎手（1戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で急追したが、抜け出したイザニコスにクビ差届かず2着に甘んじた。
6月20日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続でM.デムーロ騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。
7月10日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続でM.デムーロ騎手（3戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。
8月7日、中3週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続でM.デムーロ騎手（4戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを12番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に敗れた。
11月29日、約4か月の休み明けで迎えた10戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、コランダム賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鬼脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のフロリアヌスを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。
デビュー前
1歳のとき、荻伏三好ファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、尾上寿夫によって561.6万円で落札された。
工藤裕孝厩舎（岩手）へ入厩。
4歳（2022年）
3月15日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた11戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、浅春特別（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。
4月12日、中3週で迎えた12戦目は、金盞花特別（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したカナタを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。
4月25日、中1週で迎えた13戦目は、花水木特別（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。
5月17日、中2週で迎えた14戦目は、プルメリア賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（3戦1勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。
9月12日、約4か月の休養明けで迎えた15戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、案山子特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、3着に入った。
9月27日、中1週で迎えた16戦目は、月光特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本征吾騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく10着に敗れた。
10月11日、中1週で迎えた17戦目は、アルネブ特別（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で塚本征吾騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。
10月27日、中1週で迎えた18戦目は、ヤングジョッキーズTR名古屋 第2戦（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で塚本征吾騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず10着に終わった。
11月9日、中1週で迎えた19戦目は、丸山真一騎手を鞍上に迎えて、一般B4（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。
11月23日、中1週で迎えた20戦目は、一般B4（名古屋ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山真一騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。
12月6日、中1週で迎えた21戦目は、一般B4（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は塚本征吾騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に終わった。
12月22日、中1週で迎えた22戦目は、長芋賞（名古屋ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で塚本征吾騎手（5戦0勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。
5歳（2023年）
1月4日、中1週で迎えた23戦目は、羽根つき賞（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で塚本征吾騎手（6戦0勝）。7頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に敗れた。
1月18日、中1週で迎えた24戦目は、おぼろ雲特別（名古屋ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で塚本征吾騎手（7戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に終わった。
2月1日、中1週で迎えた25戦目は、一般B6（名古屋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で塚本征吾騎手（8戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。
2月15日、中1週で迎えた26戦目は、一般B5（名古屋ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で塚本征吾騎手（9戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。
3月1日、中1週で迎えた27戦目は、一般B6（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で塚本征吾騎手（10戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。
3月16日、中1週で迎えた28戦目は、十六団子賞（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で塚本征吾騎手（11戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に終わった。
3月30日、中1週で迎えた29戦目は、柿原翔騎手を鞍上に迎えて、一般B5（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に終わった。
4月13日、中1週で迎えた30戦目は、一般C3（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柿原翔騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。
4月24日、中1週で迎えた31戦目は、一般C4（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で柿原翔騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。
5月5日、中1週で迎えた32戦目は、ハナ専もり田の期待値カチ盛り（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柿原翔騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。
5月19日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた33戦目は、山野克哉誕生日記念（名古屋ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で柿原翔騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。
デビュー前
1歳のとき、荻伏三好ファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、尾上寿夫によって561.6万円で落札された。
桜井今朝利厩舎（愛知）へ入厩。
6月15日、中3週で迎えた34戦目は、和浩爆誕5周年記念（名古屋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で柿原翔騎手（5戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。
6月29日、中1週で迎えた35戦目は、一般C5（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で柿原翔騎手（6戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。
7月14日、中1週で迎えた36戦目は、篤史・あずさ 結婚記念（名古屋ダート920m 曇/重）に出走。鞍上は塚本征吾騎手（12戦0勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に敗れた。