カナタ（2017年生、母モンテミウ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、タイヘイ牧場から「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

奥村武厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

9月8日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は484kg。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

11月10日、中8週で迎えた2戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず6着に敗れた。

3歳（2020年）

1月19日、中9週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は吉田豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい7着に敗れた。

2月29日、中5週で迎えた4戦目は、長岡禎仁騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1400m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天賦の負けじ心を発揮してゴールまで勇戦したが、5着に終わった。

3月15日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で長岡禎仁騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

10月25日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた6戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、一般C2七（盛岡ダート1200m 小雨/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったシュアゲイトに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

11月8日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2八（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のクライナークイーンに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月24日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（2戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のメイショウドウダンに4馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

12月29日、中4週で迎えた9戦目は、一般C1六（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山本聡哉騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったシングインザレインに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

4歳（2021年）

3月21日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、一般B2二（水沢ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山本聡哉騎手（4戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はモンキーキックと並んで1着同着となった。

4月6日、中1週で迎えた11戦目は、一般B2一（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山本聡哉騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のアストロブレームに7馬身の差をつけて4勝目をマークした。

4月19日、中1週で迎えた12戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、夢・希望未来へ前進（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のツーエムアリエスに4馬身の差をつけて5勝目をマークした。

5月18日、中3週で迎えた13戦目は、ディセントラ賞（水沢ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（6戦4勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち味のタフさで最後まで奮闘したが、デルマブンザエモンに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

5月30日、中1週で迎えた14戦目は、岩本怜騎手を鞍上に迎えて、紫陽花賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったアドマイヤホルンに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

6月15日、中1週で迎えた15戦目は、ラベンダー賞（水沢ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で岩本怜騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に敗れた。

8月3日、中6週で迎えた16戦目は、木村暁騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定オープンのフェアリーカップ（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

11月16日、約3か月半の休養明けで迎えた17戦目は、一般B1三（盛岡ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で木村暁騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って10着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた18戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、一般B1三（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦し、4着を確保した。

12月14日、中1週で迎えた19戦目は、一般B1四（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大坪慎騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

デビュー前

1歳のとき、タイヘイ牧場から「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

千葉博次厩舎（岩手）へ入厩。

5歳（2022年）

3月15日、約3か月の休み明けで迎えた20戦目は、浅春特別（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は木村暁騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

3月27日、中1週で迎えた21戦目は、春分特別（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で木村暁騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

4月12日、中1週で迎えた22戦目は、金盞花特別（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村暁騎手（4戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のボルゾーバーに4馬身の差をつけて勝利をモノにする

5月9日、中3週で迎えた23戦目は、牡丹特別（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木村暁騎手（5戦1勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場なく9着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた24戦目は、陽光特別（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で木村暁騎手（6戦1勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では最後まで息が続かず10着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた25戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、桔梗特別（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず7着に終わった。

7月5日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた26戦目は、ファインニードル特別（盛岡ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は木村暁騎手（7戦1勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい8着に終わった。

7月25日、中2週で迎えた27戦目は、一般B1（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木村暁騎手（8戦1勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

8月22日、中3週で迎えた28戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、秋桜賞（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、カッチャオにクビ差交わされて2着となった。

9月4日、中1週で迎えた29戦目は、一般B1（盛岡ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口裕一騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

9月18日、中1週で迎えた30戦目は、ドコモショップ盛岡茶畑店賞（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は木村暁騎手（9戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

10月2日、中1週で迎えた31戦目は、GI登録品高級品岩手木炭賞（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村暁騎手（10戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。