キャサリンシチー（1987年生、母ドレスデンシチー）

経歴

デビュー前

3歳（1990年）

6月16日、デビュー戦は的場均騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（札幌ダート1000m 小雨/稍重）に出走。馬体重は478kg。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るカラミティジェーンを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月8日、中2週で迎えた2戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく5着に敗れた。

7月22日、中1週で迎えた3戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場均騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシルバーテーストに7馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

8月18日、中3週で迎えた4戦目は、4歳以上900万下の七重浜特別（函館芝1200m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で的場均騎手（3戦2勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に敗れた。

9月1日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上900万下の臥牛山特別（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場均騎手（4戦2勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に敗れた。

9月15日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上900万下の恵山特別（函館ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で的場均騎手（5戦2勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。端に立ち、平均的なペースで一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に敗れた。

4歳（1991年）

4月28日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた7戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で的場均騎手（6戦2勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚を失くしてしまい8着に終わった。

6月8日、中5週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で的場均騎手（7戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

6月29日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下の羊ケ丘特別（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で的場均騎手（8戦2勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、抜け出したツキノコガネを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着となった。

7月28日、中3週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で的場均騎手（9戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったブラウンオーにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着に敗北した。

8月18日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で的場均騎手（10戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げる形となり、少々速いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヤエノテンリュウに5馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月24日、約3か月半の休養明けで迎えた12戦目は、4歳以上900万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で的場均騎手（11戦3勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上900万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で的場均騎手（12戦3勝）。13頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

5歳（1992年）

1月11日、中4週で迎えた14戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で的場均騎手（13戦3勝）。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では速い脚を使えず12着に終わった。

4月25日、約3か月半の休養明けで迎えた15戦目は、5歳以上900万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で的場均騎手（14戦3勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のレオシャトルに1馬身半の差をつけて4勝目を手にした。

5月17日、中2週で迎えた16戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で的場均騎手（15戦4勝）。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。

6月13日、中3週で迎えた17戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の北斗賞（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッとキレる脚を見せたが、勝ったクラムディガーにねじ伏せられて3馬身差の2着となった。

7月5日、中2週で迎えた18戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の羊蹄山特別（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は的場均騎手（16戦4勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたシンボリシンホニー決め手に屈してアタマ差の2着となった。