カミナリパワー（1999年生、母アイテイマドンナ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、坂本正紀から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

2歳（2001年）

10月30日、デビュー戦は馬渕繁治騎手を鞍上に据えて、2歳B3（上山ダート1250m 晴/稍重）に出走。馬体重は450kg。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。最後は、2着のゴーゴーヘリオスに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月27日、中3週で迎えた2戦目は、2歳A1（上山ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で馬渕繁治騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のウェルカムクイーンをハナ差制して勝利を手に入れた。

3歳（2002年）

2月26日、約3か月の休養明けで迎えた3戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したニノサキに半馬身届かず2着に敗北した。

3月28日、中3週で迎えた4戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のさくら特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。

4月16日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り8着に敗れた。

6月27日、中9週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた6戦目は、3歳戦の合歓特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。

10月1日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から9kg戻して迎えた7戦目は、3歳戦の藤袴特別（船橋ダート1600m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で桑島孝春騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

10月14日、中1週で迎えた8戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1590m 内回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を発揮し、3着を確保した。

11月7日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた9戦目は、3歳戦の紅葉特別（船橋ダート1600m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着を確保した。

12月3日、中3週で迎えた10戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のシクラメン特別（船橋ダート1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は力尽きて13着に敗れた。

12月23日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦のシクラメン特別（川崎ダート1500m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

4歳（2003年）

1月21日、中3週で迎えた12戦目は、一般C2四イ（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したスズヨリージェントにクビ差届かず2着に惜敗した。

2月7日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2三イ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、抜け出したサテライトマキにアタマ差届かず2着に惜敗した。

3月21日、中5週で迎えた14戦目は、一般C2二イ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（3戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

4月9日、中2週で迎えた15戦目は、清明特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（4戦0勝）。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。