ミルトハンター（2020年生、母イナズマアマリリス）

ミルトハンター（2020年3月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+狩人」。毛色は鹿毛。種牡馬のヘニーヒューズ（当時17歳）と交配したイナズマアマリリスが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は小泉牧場。2023年の昇竜ステークス(オープン)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、小泉牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、永山勝敏によって1,320万円で落札された。

中竹和也厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

9月18日、デビュー戦は鮫島克駿騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい6着に敗れた。

10月10日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克駿騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

12月17日、中9週で馬体重を前走から20kg絞って迎えた3戦目は、角田大和騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1400m 小雨/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線に入ると、前で粘るルガルを次元の違う末脚でアタマ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

3歳（2023年）

2月4日、中6週で迎えた4戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

2月25日、中2週で迎えた5戦目は、3歳1勝クラス（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は鮫島克駿騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では別次元の末脚を弾けさせて前にいた8頭を交わし去り、最後は2着のバトゥーキに1馬身1/4の差をつけて勝利を手中に収めた。

3月12日、中1週で迎えた6戦目は、3歳オープンの昇竜ステークス（中京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は角田大和騎手（1戦1勝）。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで踏ん張ったが、勝ったグレートサンドシーにねじ伏せられて3馬身半差の2着となった。

4月30日、中6週で迎えた7戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの端午ステークス（京都ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

6月3日、中4週で迎えた8戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。15頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では目覚ましい伸び脚で追い上げたが、抜け出したオンザダブルにハナ差届かず2着に甘んじた。

6月25日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上2勝クラスのリボン賞（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。

9月9日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、3歳以上2勝クラス（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克駿騎手（3戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では瞬発力に富んだ末脚を繰り出したが、5着に終わった。

9月24日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、3歳以上2勝クラス（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克駿騎手（4戦1勝）。15頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

11月12日、中6週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた12戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（東京ダート1300m 曇/良）に出走。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。

12月3日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、3歳以上2勝クラス（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克駿騎手（5戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が上がってしまい13着に敗れた。

4歳（2024年）

3月24日、約3か月半の休み明けで迎えた14戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの鈴鹿特別（中京ダート1400m 小雨/重）に出走。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、5着に終わった。

デビュー前

1歳のとき、小泉牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、永山勝敏によって1,320万円で落札された。

中竹和也厩舎（栗東）へ入厩。

4月20日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、4歳以上2勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての大外15番ゲートからスタート。出走取消となった。

5月5日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた15戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの日吉特別（東京ダート1300m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

6月22日、中6週で迎えた16戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの清里特別（東京ダート1400m 晴/重）に出走。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。ハナに立ち、些か速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて15着に敗れた。

7月13日、中2週で迎えた17戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの郡山特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後はガス欠状態になり15着に終わった。

8月17日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、柴田裕一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの四日市特別（中京ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が鈍り12着に終わった。

10月20日、中8週で迎えた19戦目は、3歳以上2勝クラスの妙高特別（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田裕一郎騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のストリンジェンドを半馬身振り切って久方ぶりに美酒を浴びた。

11月10日、中2週で迎えた20戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの銀嶺ステークス（東京ダート1400m 曇/良）に出走。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。