コスモトゥルーラヴ（2009年生、母トリプルチェリー）
Cosmo True Love
2009.03.24
コスモトゥルーラヴ（2009年3月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋本物の愛」。毛色は鹿毛。種牡馬のハーツクライ（当時8歳）と交配したトリプルチェリーが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は戸川牧場。戦績は、中央平地29戦2勝2着2回、中央障害6戦0勝、地方5戦4勝。主な勝ち鞍は2012年の松浜特別(500万下)。
経歴
デビュー前
1歳のとき、戸川牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ビッグレッドファームによって850.5万円で落札された。
栗田博憲厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2011年）
10月30日、デビュー戦はF.ベリー騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は496kg。18頭立ての11番人気で16番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、3着を確保した。
11月20日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続でF.ベリー騎手（1戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったマイネルアトラクトにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。
12月11日、中2週で迎えた3戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り 晴/稍重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。
12月25日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では終いが甘くなり、5着に終わった。
3歳（2012年）
1月22日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田大知騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて、最後は2着のアクアラインをクビ差振り切って初白星を挙げた。
6月10日、約4か月半の休養明けで迎えた6戦目は、3歳以上500万下（東京芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で柴田大知騎手（3戦1勝）。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り9着に終わった。
8月19日、中9週で迎えた7戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の古町特別（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に終わった。
10月13日、中7週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下の松浜特別（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（4戦1勝）。17頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のドラゴンライズをアタマ差振り切って勝利を手中に収めた。
11月3日、中2週で迎えた9戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。
12月1日、中3週で迎えた10戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に終わった。
4歳（2013年）
1月5日、中4週で迎えた11戦目は、4歳以上1000万下（中山芝1600m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（5戦2勝）。15頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。
3月3日、中7週で迎えた12戦目は、4歳以上1000万下（中山芝1600m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（6戦2勝）。15頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったフラアンジェリコにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。
4月7日、中4週で迎えた13戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の汐留特別（中山芝1600m 外回り 晴/稍重）に出走。鞍上は松岡正海騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り12着に敗れた。
5月25日、中6週で迎えた14戦目は、4歳以上1000万下の葉山特別（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（7戦2勝）。18頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。
6月30日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた15戦目は、3歳以上500万下（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（8戦2勝）。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚勢が鈍り8着に敗れた。
7月29日、中3週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた16戦目は、カシオペア賞（盛岡芝1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で柴田大知騎手（9戦2勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るカフェキングアイを豪快な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。
8月18日、中2週で迎えた17戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の豊栄特別（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。18頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。
5歳（2014年）
3月1日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から34kg増やして迎えた18戦目は、G.ブノワ騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（中山芝1600m 外回り 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。
3月29日、中3週で馬体重を前走から24kg絞って迎えた19戦目は、4歳以上1000万下（阪神芝1600m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（10戦3勝）。13頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい8着に敗れた。
5月4日、中4週で迎えた20戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。
5月17日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上1000万下の立川特別（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（11戦3勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。
5月31日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上1000万下の葉山特別（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（12戦3勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。
6月14日、中1週で迎えた23戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の江の島特別（東京芝1600m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり6着に終わった。
10月25日、約4か月半の休養明けで迎えた24戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の神奈川新聞杯（東京芝1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は松岡正海騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって8着に終わった。
11月8日、中1週で迎えた25戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（東京芝1600m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が鈍り12着に終わった。
12月6日、中3週で迎えた26戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。逃げる形となり、緩やかなペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて6着に敗れた。
6歳（2015年）
1月4日、中3週で迎えた27戦目は、4歳以上1000万下（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上はF.ベリー騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は垂れてしまい14着に終わった。
1月31日、中3週で迎えた28戦目は、4歳以上1000万下の立春賞（東京芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は松岡正海騎手（3戦0勝）。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバテてしまい15着に終わった。
2月14日、中1週で迎えた29戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下のテレビ山梨杯（東京芝1600m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり15着に終わった。
3月15日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた30戦目は、4歳以上1000万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は石橋脩騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はガス欠状態になり16着に終わった。
5月16日、中8週で迎えた31戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内 雨/重）に出走。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。6着に終わった。
7月5日、中6週で迎えた32戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で浜野谷憲尚騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。6着に敗れた。
7月25日、中2週で迎えた33戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で浜野谷憲尚騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。
8月15日、中2週で迎えた34戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で浜野谷憲尚騎手（3戦0勝）。13頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。11着に敗れた。
12月12日、約4か月の休養明けで迎えた35戦目は、原田和真騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/稍重）に出走。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。12着に終わった。
7歳（2016年）
1月23日、中5週で迎えた36戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で原田和真騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。13着に終わった。
3月13日、中6週で馬体重を前走から30kg増やして迎えた37戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、一期一会特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るローレルトレゾールを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。
3月26日、中1週で迎えた38戦目は、福山魂・若駒牧場特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐原秀泰騎手（1戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のトシガールに2馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。
4月9日、中1週で迎えた39戦目は、ドウダンツツジ特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で佐原秀泰騎手（2戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のジャストフレンズに5馬身の差をつけて断然の支持に応えた。
6月11日、中8週で迎えた40戦目は、大阪府連競馬研特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で佐原秀泰騎手（3戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。