トシガール（2012年生、母ソルトレイクブルー）

トシガール（2012年4月23日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋女の子」。毛色は鹿毛。種牡馬のアドマイヤムーン（当時9歳）と交配したソルトレイクブルーが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）浦河小林牧場。戦績は、地方41戦10勝2着5回。主な勝ち鞍は2017年の一般B3。

経歴

デビュー前

打越勇児厩舎（高知）へ入厩。

4歳（2016年）

2月7日、デビュー戦は宮川実騎手を鞍上に据えて、一般C3 14（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。馬体重は447kg。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

3月13日、中4週で迎えた2戦目は、一期一会特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮川実騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

3月26日、中1週で迎えた3戦目は、福山魂・若駒牧場特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮川実騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったコスモトゥルーラヴに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

4月10日、中1週で迎えた4戦目は、一般C3 16（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で宮川実騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るドラマチックアイズを異次元の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

4月26日、中1週で迎えた5戦目は、一般C3 13（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で宮川実騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るウイニングハートを鮮烈な末脚で半馬身差し切って人気に違わぬ実力を証明した。

5月7日、中1週で迎えた6戦目は、一般C3-9（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で宮川実騎手（5戦2勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るジュエリーデイズを猛烈な末脚で半馬身差し切って3勝目を手にした。

5月22日、中1週で迎えた7戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、ウマバラMC白河特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に前との差を詰めて、最後は2着のヴィクトリーノヴァを3/4馬身振り切って破竹の4連勝を決めた。

6月5日、中1週で迎えた8戦目は、タチバナ特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は宮川実騎手（6戦3勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず11着に敗れた。

7月3日、中3週で迎えた9戦目は、一般C3-2（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮川実騎手（7戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のクルトメッシュをクビ差振り切って5勝目をマークした。

7月17日、中1週で迎えた10戦目は、ベイリーフ6周年特別（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宮川実騎手（8戦4勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

8月6日、中2週で迎えた11戦目は、妹尾浩一朗騎手を鞍上に迎えて、一般C2-6（高知ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったヴィクトリーアスカに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

8月20日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2-5（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は宮川実騎手（9戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして、最後は2着のランベルティを半馬身振り切ってファンの支持に応えた。

9月3日、中1週で迎えた13戦目は、郷間勇太騎手を鞍上に迎えて、初秋特別（高知ダート1300m 雨/良）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に終わった。

9月24日、中2週で迎えた14戦目は、2016JBC川崎まであと40日特別（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は宮川実騎手（10戦5勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

10月8日、中1週で迎えた15戦目は、仲秋特別（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮川実騎手（11戦5勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

11月5日、中3週で迎えた16戦目は、中平ダイヤモンド特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で宮川実騎手（12戦5勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に敗れた。

11月20日、中1週で迎えた17戦目は、ラブトリ最高かよ特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で宮川実騎手（13戦5勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2-2（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は妹尾浩一朗騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

5歳（2017年）

1月7日、中4週で迎えた19戦目は、木下智史の三茄子特別（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は宮川実騎手（14戦5勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

1月15日、連闘で迎えた20戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は永森大智騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のヒロカミヒメに2馬身半の差をつけて優勝

1月25日、中0週で迎えた21戦目は、秀ちゃん結婚記念特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は妹尾浩一朗騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に終わった。

2月15日、中2週で迎えた22戦目は、一般C1-3（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は宮川実騎手（15戦5勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮闘したが、勝ったメイショウムロトにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

3月6日、中2週で迎えた23戦目は、琵琶ヶ滝特別（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は妹尾浩一朗騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた24戦目は、28年度卒業記念特別（高知ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で妹尾浩一朗騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

5月28日、中9週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた25戦目は、林謙佑騎手を鞍上に迎えて、一般C1-8（高知ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のニシケンツワモノを3/4馬身振り切って8勝目を挙げた。

6月17日、中2週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた26戦目は、平家の滝特別（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は郷間勇太騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた27戦目は、笹の葉特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は宮川実騎手（16戦5勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた28戦目は、石本純也騎手を鞍上に迎えて、謙信2歳誕生日特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったリトルに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

7月30日、中1週で迎えた29戦目は、別府真衣騎手を鞍上に迎えて、夜さ恋ナイター8周年ありがとう特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、伸びてきたモミヂノニシキ決め手に屈してハナ差の2着となった。

8月20日、中2週で迎えた30戦目は、飛龍の滝特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は宮川実騎手（17戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

9月3日、中1週で迎えた31戦目は、一般C1-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮川実騎手（18戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るヴィリープを豪快な末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて9勝目を手にした。

9月20日、中1週で迎えた32戦目は、一般B3（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で宮川実騎手（19戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた33戦目は、早明浦ダム特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は別府真衣騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。

10月21日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた34戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般B3（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のシェードカーテンに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月4日、中1週で迎えた35戦目は、鷲尾山特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は郷間勇太騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい8着に終わった。

12月12日、中4週で迎えた36戦目は、伊藤裕人騎手を鞍上に迎えて、一般C1六七（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

6歳（2018年）

1月5日、中2週で迎えた37戦目は、寿老人賞（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤裕人騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず6着に終わった。

1月31日、中3週で迎えた38戦目は、奇跡のSPAT4プレミアムポイント賞（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（1戦1勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

2月16日、中1週で迎えた39戦目は、一般C2十十一（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は伊藤裕人騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた40戦目は、一般C2十一十二（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤裕人騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

4月6日、中4週で迎えた41戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、LGサンライズメジャー清水秀一結婚記念（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が悪くなり12着に終わった。