テイエムオニキス（2008年生、母ハッピースキャット）

テイエムオニキス（2008年4月5日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋魔よけ石」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のフジキセキ（当時16歳）と交配したハッピースキャットが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）杵臼牧場。戦績は、中央平地13戦0勝2着1回、地方21戦0勝。

経歴

デビュー前

岩元市三厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2010年）

12月12日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

12月25日、中1週で迎えた2戦目は、田村太雅騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての18番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びあぐねて14着に終わった。

3歳（2011年）

1月30日、中4週で迎えた3戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、5着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では切れ味光る末脚を披露したが、4着に終わった。

3月5日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は和田竜二騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘し、3着を確保した。

4月10日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は大野拓弥騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に敗れた。

4月24日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（3戦0勝）。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたニシノテキーラ決め手に屈して半馬身差の2着となった。

5月14日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（4戦0勝）。18頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見所を作れず12着に敗れた。

6月11日、中3週で迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で和田竜二騎手（5戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚色が悪くなり11着に敗れた。

6月26日、中1週で迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で和田竜二騎手（6戦0勝）。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は失速してしまい14着に敗れた。

7月23日、中3週で迎えた12戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた13戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

9月20日、中5週で迎えた14戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のがんばれ笠松競馬（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた15戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のキジバト特別（名古屋ダート1600m 雨/重）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

10月14日、連闘で迎えた16戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず9着に終わった。

10月17日、連闘で馬体重を前走から16kg減らして迎えた17戦目は、吉井友彦騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のキツツキ特別（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

11月24日、中4週で馬体重を前走から17kg戻して迎えた18戦目は、一般A4 B2（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

12月12日、中2週で迎えた19戦目は、B級チャンピオン（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は筒井勇介騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

12月29日、中1週で迎えた20戦目は、岐阜新聞・岐阜放送杯（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に終わった。

4歳（2012年）

1月10日、中1週で迎えた21戦目は、マックル賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は筒井勇介騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

1月24日、中1週で迎えた22戦目は、水仙賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

2月8日、中1週で迎えた23戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。

2月14日、連闘で迎えた24戦目は、日本ベンダーネット杯（笠松ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で藤原幹生騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

2月29日、中1週で迎えた25戦目は、あんず賞（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で藤原幹生騎手（6戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

3月7日、連闘で迎えた26戦目は、一般B4（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で藤原幹生騎手（7戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

3月15日、連闘で迎えた27戦目は、一般B4（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で藤原幹生騎手（8戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

3月21日、連闘で迎えた28戦目は、曲水賞（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で藤原幹生騎手（9戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

4月2日、中1週で迎えた29戦目は、BAOO荒尾オープン記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で藤原幹生騎手（10戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

4月26日、中2週で迎えた30戦目は、一般B4（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は吉井友彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

5月2日、連闘で迎えた31戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（11戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

5月23日、中2週で迎えた32戦目は、一般B4（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（12戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

6月12日、中2週で迎えた33戦目は、一般B3（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は吉井友彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

7月13日、中3週で迎えた34戦目は、丸山真一騎手を鞍上に迎えて、一般B4 C3（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では速い脚を使えず10着に終わった。