ブラックウィドー（1999年生、母トーエイオラシオン）

ブラックウィドー（1999年4月29日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のミスターシービー（当時19歳）と交配したトーエイオラシオンが14歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）小島牧場。戦績は、地方28戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は2001年のファイナルアタック。

経歴

デビュー前

米川伸也厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2001年）

7月17日、デビュー戦は斉藤正弘騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は416kg。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月9日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。11着に敗れた。

8月21日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤正弘騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったザスズランノユメから3/4馬身差の2着となった。

9月6日、中1週で迎えた4戦目は、米川昇騎手を鞍上に迎えて、2歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月13日、連闘で迎えた5戦目は、2歳（旭川ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は斉藤正弘騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったバトルグランルートからクビ差の2着に甘んじた。

10月3日、中2週で迎えた6戦目は、2歳（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（4戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のエヌワイベルナールに1馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

10月10日、連闘で迎えた7戦目は、2歳（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤正弘騎手（5戦1勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったイッポンゼオイから1馬身差の2着となった。

10月24日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦のファイナルアタック（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で斉藤正弘騎手（6戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた9戦目は、2歳戦のファイナルアタック（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で斉藤正弘騎手（7戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のバトルグランルートに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

11月28日、中2週で迎えた10戦目は、2歳オープンのサツカーボーイ特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で斉藤正弘騎手（8戦2勝）。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3歳（2002年）

1月1日、中4週で迎えた11戦目は、小林照男騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

2月26日、中7週で迎えた12戦目は、3歳（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林照男騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

3月25日、中3週で迎えた13戦目は、3歳（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林照男騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

4月17日、中2週で迎えた14戦目は、3歳（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林照男騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したファーストチャンプを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

5月6日、中2週で迎えた15戦目は、3歳戦のライラック特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で小林照男騎手（4戦0勝）。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で小林照男騎手（5戦0勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

6月13日、中2週で迎えた17戦目は、3歳戦のコデマリ特別（船橋ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で小林照男騎手（6戦0勝）。13頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた18戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 小雨/不良）に出走。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に終わった。

7月15日、中2週で迎えた19戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は小林照男騎手（7戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

8月26日、中5週で迎えた20戦目は、椎名廣明騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

9月17日、中2週で迎えた21戦目は、3歳戦の萩特別（船橋ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で椎名廣明騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ伸び切れず13着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた22戦目は、3歳戦の藤袴特別（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で椎名廣明騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

11月4日、中4週で迎えた23戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で椎名廣明騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

12月2日、中3週で迎えた24戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で椎名廣明騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見所を作れず11着に終わった。

4歳（2003年）

1月24日、中7週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた25戦目は、本多正賢騎手を鞍上に迎えて、一般C2六イ（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

2月11日、中2週で馬体重を前走からさらに12kg減らして迎えた26戦目は、岡田大騎手を鞍上に迎えて、一般C2五イ（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。

3月26日、中5週で馬体重を前走から15kg戻して迎えた27戦目は、一般C2四ア（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田大騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に終わった。

4月11日、中1週で馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた28戦目は、一般C2四イ（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡田大騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。