ハルキチ（2002年生、母キクノシズカ）

Harukichi

2002.04.09

ハルキチ（2002年4月9日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のカコイーシーズ（当時16歳）と交配したキクノシズカが13歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は大豊牧場。戦績は、地方11戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2005年の3歳。

経歴

デビュー前

小林文治厩舎（浦和）へ入厩。

2歳（2004年）

11月30日、デビュー戦は橋本直哉騎手を鞍上に据えて、2歳（浦和ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち味のタフさで最後まで奮闘したが、勝ったナツノメモリーに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

3歳（2005年）

1月12日、中5週で迎えた2戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本直哉騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

2月14日、中4週で迎えた3戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で橋本直哉騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るゴールドエンブレムを途轍もない末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3月1日、中1週で迎えた4戦目は、3歳戦のツインファイター特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で橋本直哉騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

4月12日、中5週で迎えた5戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で橋本直哉騎手（4戦1勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったグロウアップに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

5月19日、中4週で迎えた6戦目は、3歳戦のツインベスト特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で橋本直哉騎手（5戦1勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず11着に敗れた。

9月27日、約4か月半の休養明けで迎えた7戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で橋本直哉騎手（6戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず9着に敗れた。

4歳（2006年）

4月28日、約7か月の休養明けで迎えた8戦目は、一般C2十1112（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で橋本直哉騎手（7戦1勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

5月19日、中2週で迎えた9戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2-14 C3一（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた10戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。

6月23日、中2週で迎えた11戦目は、一般C2五六（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。