ロードヴェロシティ（2020年生、母スクリプティド）

ロードヴェロシティ（2020年2月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+速力」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアメリカンペイトリオット（当時7歳）と交配したスクリプティドが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（株）千里ファーム。主な勝ち鞍は2023年の3歳以上C2 26。

経歴

デビュー前

1歳のとき、千里ファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ケイアイファームによって1,430万円で落札された。

斎藤誠厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2023年）

2月18日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は496kg。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず15着に終わった。

4月29日、中9週で迎えた2戦目は、永野猛蔵騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい15着に終わった。

6月5日、中4週で迎えた3戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のSAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に敗れた。

6月19日、中1週で迎えた4戦目は、3歳戦のSAGAリベンジャーズ×ドリームシリーズ（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川慎将騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で猛追したが、勝ったワンダーエッグに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

7月1日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石川慎将騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

7月15日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦のほとめきナイター賞（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で石川慎将騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

8月12日、中3週で迎えた7戦目は、金山昇馬騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

8月26日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の星月夜賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で金山昇馬騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に終わった。

9月16日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦のKYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で金山昇馬騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた10戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 26（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、自慢の末脚を爆発させて、最後は2着のキタノファルクスに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月23日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上C2 17（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は金山昇馬騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C2 17（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は石川慎将騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、カシノトルメンタに交わされて1馬身差の2着となった。

11月20日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、3歳以上C2 14（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は金山昇馬騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。競走中止となった。