ハービッグハロー（2018年生、母イチオクノホシ）

ハービッグハロー（2018年3月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「星形成領域に見られる星雲状の天体」。毛色は鹿毛。種牡馬のロードカナロア（当時10歳）と交配したイチオクノホシが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2021年のSAGAリベンジャーズ(C2 27)。

経歴

デビュー前

矢野英一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2021年）

2月7日、デビュー戦は横山武史騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始12番手を追走。直線では末脚が冴えず12着に敗れた。

4月25日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。17頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい16着に敗れた。

7月17日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、永野猛蔵騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり13着に敗れた。

8月28日、中5週で迎えた4戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では末脚にキレが無く18着に終わった。

2021年9月1日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

10月2日、中4週で迎えた5戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 28（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上C2 25（佐賀ダート1300m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

10月30日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C2 26（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で長田進仁騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた8戦目は、村松翔太騎手を鞍上に迎えて、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るエンエルヴィエントを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。